倫理ペン "罪と罰 下" 2026年5月27日

倫理ペン
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@pen0414
2026年5月27日
罪と罰 下
罪と罰 下
ドストエフスキー,F.M.,
江川卓
『罪と罰』読了 本作品を『ババアを殺す話だろう?』という程度に知っている人は多いがそれは最初の100ページくらいのことだ 科学捜査も監視カメラも無いこの時代で主人公が殺人犯であるとする証拠は無い が最終的には自首する 主人公は『自分は殺人を許される特別な人間』と思いながらも殺人をしたことで身に降りかかる色々なことに耐えられなくなったから 特に自分の親しい人との繋がりがおかしくなるための孤立が決定的 現在日本では旭川で女子高校生を橋から墜落させた事件ややはり北海道で集団リンチで男性を死なせた事件やトクリュウ犯罪等 殺すことに抵抗を感じてないかの如き事件が多発している 精神的に発狂しない限り人は殊に殺人をしたことに対して精神的に消化出来るハズはない!罰を軽くしようと色々足掻いているが 仮に軽くなったとて 凡人が殺人を消化出来ることは不可能だけに 罰とは別に苦しむことになるに決まっている 本心からの反省をもってしても苦しみからは解放されない 本作の主人公は殺人を反省している風ではなく自分の精神力の弱さを悔いているだけに見えて おそろしいシリアルキラーな奴と読後感は良くない
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