
torajiro
@torajiro
2026年5月26日
天冥の標(4)
小川一水
読み終わった
全10作(計17冊)からなる長編シリーズ。ゆっくりゆっくり読み進めており第4作(5/17冊目)を読了しました。第1作『メニー・メニー・シープ』から登場する<恋人たち(ラバーズ)>と第2作『救世群』から重要なファクターでありアクターとして物語に関わる冥王斑患者を中心に描かれます。宇宙時代における性と愛やその共通性というか普遍性みたいなものがどうあり得るかというのは想像しがいのあるテーマではあるのですが、本作は大分性の描写に力を入れすぎているきらいもあって、ちょっと面食らいました。『メニー・メニー・シープ』に繋がる非常に重要な登場人物について触れられていたり、つながりを示すキーワードもいくつも出てくるのでおそらくシリーズ全体の中でも重要な巻ですが、まぁ読むのに時間かかりました。色々な情報があって第1作に戻って復習したくなっている箇所も何箇所かあるのですが、前巻が<酸素いらず(アンチオックス)>、今巻が<恋人たち(ラバーズ)>と来て、次巻の副題が「羊と猿の百菊の銀河」というまた重要なことが描かれそうな予感を楽しみにしつつ次作へ進んでいきたいと思います。