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@torajiro
小説、エッセイ、ノンフィクション、学術書に哲学など色々買ったり積んだりしております。
  • 2025年7月7日
  • 2025年7月6日
    エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF 746)
    エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF 746)
    何かで推薦されてるコメントを見たのが残っていて古書店で見かけて購入した作品。物語的にも役的にも相当に時代を感じながらの550ページ弱となかなか時間がかかりましたが、あまり読んだことのない類の作品という点で楽しみました。タイトルにも「ゲーム」というワードが含まれている通り、RPG的に少年が困難な課題をクリアしながら成長していくゲーム的な物語という側面、そしてその肝心の「ゲーム的」戦闘描写もそれなりに面白い(この辺りは確かに映画映えしそう)。一方で、大人たちのあまりにパターナリスティックな振る舞いであったり、戦争中にはほぼ触れられないバガー側の事情や視点が、終盤に勝者の体験を通してのみ語られ、しかもそのご都合主義的な受容、消費のされ方はいやいやいや、と呆れを通り越してもはやすごい。映画はどこをどんな風に描いた作詞なんだろう。あと、訳がかなり時代がかっていたので、新訳も気になるが、もう一度読む気力が湧くかどうか。いつか映画を観て楽しめたら考えようかしら。
  • 2025年7月4日
    「ひとり社長」の賢い節税 元国税が教えるお金の残し方
    税金その他諸々勉強する必要に迫られて。単なる会社設立の手続き系の本よりは読みやすいというか興味持てるかなと選んだ。ここまで実用のみに振った目的で本を読むのはいつぶりだろうか。読んで、色々知ることは多いのだけど、同時に思うのはやはりこの手のことには根本的に関心が持てないんだなぁということ。必要最低限のラインを見極めつつ情報収集していこう。続けて会計についてももう一度勉強し直したいところだけどすでに挫けそう。
  • 2025年7月3日
    ダーウィンの呪い
  • 2025年7月2日
  • 2025年7月2日
    孤独と居場所の社会学
    知人とやっている読書会で対象書籍として読んだもの。そもそも居場所とは何か、なぜ求められるのか。若者の成長や教育、社会化の過程にまつわる問題、家族や女性など特定の社会的アイデンティティやテーマに関わる問題、権利や自立など居場所の必要性やあり方を考えるさまざまな角度からの話題提供など関連するテーマがさまざまに論じられています。特徴は何よりも読みやすいこと。それぞれのテーマに関わる書籍や研究なども参考文献やブックガイドで触れられているので、孤独孤立や居場所といったテーマに関心のある方の入門の一冊として良いかと思います。
  • 2025年7月2日
    遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎
    遺伝の謎に向き合い続けてきた科学の歴史から現在研究が進められている領域までが概説されているブルーバックスらしい書籍。後半はまったくの専門外の自分には馴染みのない用語も多かったがそれでも面白く読み進められる。メンデルの実験から、ワトソン、クリックの二重らせんモデルぐらいまでは知っていることも多かったが、そこから最近のエピジェネティクスなどの研究に至る経緯や背景などは知らないことが多く勉強になった。今後の研究の発展も楽しみな分野。
  • 2025年6月28日
    BRUTUS (ブルータス) 2025年 7/1号
    堪能した。一冊特集は色んな角度のページがあって良いですね。インタビューや808取材など期待していたものが良かったのはもちろんだけど、「みんなのマイベスト星野源。」が思ってた以上にずっと良かった。なんというかみんなそれぞれの好きが自由にあって、ツアー写真よりもむしろこっちの方が会場で感じた「あぁこの人たちみんな源さんのこと好きなんだな」という感覚に近かった。私のマイベストは「知らない」
  • 2025年6月27日
    冒険する組織のつくりかた 「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法
    前作『問いかけの作法』が非常に良かったので楽しみにしていた本作。出会いの衝撃が大きかった前作ほどではないが本作も自身の経験や課題意識とも通ずる部分が多く面白かった。 「軍事的世界観」からの脱却が中心に据えられているが、それ自体は特段目新しいものではないが、本書ほど本質的に、そして現場の実態に即して述べられたものは私は読んだことがなかった。「戦略」や「ターゲット」などの用語が軍事由来だとして批判するような表面的なことだけをいっても「じゃあどうすれば良いのか」は一向に見えてこないのですが、本書では新たな時代や環境に適合する冒険する組織への変革を目指すにしても、軍事的世界観の中で培われてきたノウハウやフレームワーク自体が否定されたり、不要になるということではないことをしっかり据えた上で論が展開していくので、納得感があった。個人的に組織の戦略策定や組織づくりのタイプを「課題解決型」「価値創造型」にわけて整理、理解することが多かったが、本書の知見によってこれまで構造化して整理するのが難しいと感じていた「価値創造型」の組織における考え方が整理されたように感じる。
  • 2025年6月26日
    BRUTUS (ブルータス) 2025年 7/1号
  • 2025年6月26日
  • 2025年6月24日
  • 2025年6月24日
  • 2025年6月21日
    はじめてのスピノザ 自由へのエチカ
    『中動態の世界』を文庫で再読してスピノザについてももっと知りたいなということで國分先生の新書から。中動態の世界からの関心の派生で言うと、アレントが「区別」の人だとするとスピノザは「程度」の人なんだな、という印象を受けた。ただ、まだまだ肝心のところは朧げにも掴めていない感じ。Audibleのながら聴きの限界という感じもするけど、全体の構成が國分先生っぽくないというか、一つの謎を突き詰めていくミステリー小説みたいな雰囲気が薄くて考えが彷徨ってしまうなと思いながら読み(聴き)進めていったのですが、あとがきによると本書は元々は100分de名著のテキストとして書かれたものを元にしているということでなるほどそういうことか、と納得した。國分先生の岩波新書の方のスピノザ本も読んでみたい。
  • 2025年6月21日
  • 2025年6月20日
    はじめてのスピノザ 自由へのエチカ
  • 2025年6月20日
    ソードアート・オンライン プログレッシブ9
  • 2025年6月18日
    非営利組織の成果重視マネジメント: NPO・行政・公益法人のための「自己評価手法」
    非営利組織の成果重視マネジメント: NPO・行政・公益法人のための「自己評価手法」
  • 2025年6月17日
  • 2025年6月15日
    サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語
    生命の進化の中でも、ホモ・サピエンスに連なる系譜を辿り、その系統樹の枝わかれにおいてどのような特徴や性質が現れてきたのかに着目した生命史。これまでも古生物進化に関わる本は読んだことがあったけど、サピエンスへ連なる系統に絞った構成もなかなか面白かった。自分が小中学生の頃習ったものから学説が更新されていて新鮮さを感じるものもちらほらあったのも楽しかった。
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