
はぴ
@happy-reads
2026年5月28日

デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義
マイク・ヴァイキング,
枇谷玲子
読み終わった
晶文社の本のデザイン、読みやすくて好き🦏
💝「幸せの定義」とタイトルにあるように、幸せ(幸福)ってどういう状態?ってテーマの本。何が人を幸せにするのか?とは別に。
(あれ、でも本書のほとんどが後者の問いに関するもんだった気がするが…🤔?)
💝前半の「幸福」の定義(前提)の変遷が、おもしろかったな!古代の市民にとっての幸福と、現代人にとっての幸福のイメージの違い。
価値観の違いが幸福度の指標を変えちゃうもんね。
お金がたくさんあって、(自分より下のランクの人が買わないような)物をたくさん買ったり、それをSNSアピールできることで「幸福感」になるのは、今のこの社会だからこそ…💰
とはいえ、経済指標がそれすなわち国の豊かさ、進歩の目安ではないってことは、もう60年以上昔にもう叫ばれていたわけで。
長いけど、ケネディ大統領のスピーチがかっこよかったから引用する🤘
「私たちはもうずっと前から、個人の能力やコミュニティの価値を、ものの量でばかり測るようになってしまいました。
もしも私たちがGDPでアメリカの価値を判断しなくてはならないのであれば、GDPには、私たちが怪我をしたときに出動する救急車や、大気汚染やタバコの広告も含まれます。GDPには、玄関の特殊な鍵や、それを無理にこじ開けた者を入れる牢屋も含まれます。GDPには、セコイアの木の伐採や大自然の喪失、無秩序な都市開発までもが含まれます。GDPにはナパーム弾や、原子爆弾、路上で起きた暴動を鎮圧する警察の防弾車が含まれます。
(中略)
ですがGDPには、私たちの子どもたちの健康や教育の質、遊ぶ喜びは含まれません。それに詩の美しさも、結婚も、啓発的な公共の議論も、法を遵守する公共機関も含まれません。
私たちの時間も私たちの勇気も、私たちの知恵も私たちの知識も、私たちの思いやりも、私たちの国への献身も含まれません。
簡単に言うと、GDPには、私たちに人生を生きる価値を与えてくれるもの全てが含まれないのです」
💝あと、「なにを測るのか、それ自体が私たちの行動に影響を与える」って視点は確かに!だった👀
レコーディングダイエットとかあるもんね。
だから、幸福について「何を測るのか」をちゃんと選ぶことは、けっこう重要事項なのだ。
💝幸福度に影響を与える要素のうち、いいなぁと思ったのは「社会への信頼」。この究極系は「世界への信頼」なんだろうな!
自分自身と、自分を取り巻く世界そのものへの信頼。
💝著者は幸福度の重要要素に「コントロールできる感」を重要視してたけど、私はむしろ逆だと思う。
むしろ、世界はコントロールできてる、できるもの、するべきもの、できたほうがいいもの、って前提が幸福度を下げてるんじゃないかな🤔
『偶然はどのようにあなたをつくるのか』を読んで、この考えに自信がついた。
たぶん、スピノザもそんなようなことを言ってる。
偶然でカオスでままならぬ世界だけど、宇宙の始まりから今に至るまで、全てが今この瞬間の「偶然(ままならなさ)」に集約されてるんだから。その一員である「つながり感」は人間同士のコミュニティよりはるかにデカいし、確実だし、はぁ…すげぇなぁ、世界はおもしろい!ってなる。
💝幸福度ナンバーワンのデンマークはボランティアとかサークル活動が盛んらしい。
サークルの例に挙げられてた「切手サークル」って、なんだ?🤣
💝そうそう、幸福度が最低になる平均年齢。女が39歳、男が53歳。ああ!もう数年で平均年齢だ!!『絶望名言』を準備しておこう🤣




