
えつこま
@e2coma
2026年5月31日

女の民俗誌
宮本常一
読み終わった
私の祖父母世代の民俗学者、宮本常一。当たり前だけど、宮本が日本各地を渡り歩いて聞き書きした文章は、自分が知っている今の日本とは違いすぎて、時代による社会システムや価値観の違いを再確認させられる。
田舎では家単位で仕事に従事しており、嫁入りって要は「就職」なんだなーとか。だから合わなければ退職(離婚)もアリで10回も20回も離婚した女性のインタビュー載ってたりとか。宮本が女性に向けたまなざしは非常に細やか。
最終章では宮本の母親について書かれており、隣家の男に強く請われて宮本家に嫁いだものの、暴力受けまくったりした話でトホホとなる。(さすがに実家が隣だったから離婚しにくかったみたい)
古い本だし、まだ代表作「忘られた日本人」を読んでないからどうかなあと思ったが、これはオススメできる一冊。
