

えつこま
@e2coma
関西生まれサブカル育ち。子育てもひと段落しつつある今日この頃、読書習慣を取り戻したい!
本の趣味は偏っておりますが、実生活は健康マニアでピラティス、筋トレ等。
Xも始めました。
- 2026年4月10日
隣の国の人々と出会う斎藤真理子読み終わった面白かった。斎藤真理子さん、韓国女性文学の静かなブームで知ったけれど(以前買ってたいして読まないままの韓国フェミニズム文学特集本の奥付を確認してみたら2019年)、なるほどそういった経緯で韓国語翻訳家に〜と。韓国の文化的政治的変遷を絡めながらの自己紹介しており、誠に興味深かった。やはりこのへんのことはもう少しちゃんと学ばなくては。 あと、今回斎藤さんの経歴調べたら、姉が斎藤美奈子っていうことでビックリした。全然知らなんだ。あちらは20年以上前から知っているだけに。 - 2026年4月10日
- 2026年4月8日
ぼっちのままで居場所を見つける河野真太郎読み終わったアラフィフの自分、人生後半のテーマがまさに「ぼっちで生きる」だったので、本書のタイトルを知ってこれや〜!と思いまして即借りる。 ただ、日本の現代社会批評の本かと思ったら著者は英文学が専門でそっち系の内容だったけど、いやいやしかし、十分に面白かった。文学や映像作品における「孤独」の描かれ方の変遷。さらにフェミニズムへの目配りもある!男性が書く本としてはかなり画期的だと思いました。 (ちなみに週刊文春WOMANに著者の河野さんと瀧波ユカリさんの対談が載っており本書を知ったが、このWOMAN「家事がつらい」特集号もめちゃ良かった) とても良かったので買おっかなー。ちなみに私がぼっちが人生テーマの理由の一つは、やっぱりいろんな本読んでるとまわりとどんどん話が合わない感じになってくるからってのもあり。このままどんどん合わない感じで生きていきたいです。 - 2026年4月6日
資本主義の敵チョン・ジア,橋本智保,鄭智我ちょっと開いた詳しいことは知らずに、タイトルが気になり(最近脱資本主義系の本をちょいちょい読んでいるため)、借りてみた。これまであまり触れて来なかった韓国文学。 読み始めて、自分があまりに韓国の現代史を知らぬことを悟り、調べてみたらいろいろと衝撃だった。無知すぎた。日本は1945年の終戦を境目に、国のあり方が様変わりしたけれど、韓国はむしろそこからが政治的な本番だったんだな。 20年前に、徴兵経験があるであろう同世代の韓国人青年から、日本の戦争責任を問われて返答に困ったことを思い出す。彼らはまだ終わってない続いているんだなと。 そんな数少ない経験と知識を引っ張り出していくつかの作品を読んでみておる。なかなかひとことで感想いうの難しい短編集だなぁ〜。 - 2026年3月31日
希望のディアスポラ早尾貴紀読み終わったディアスポラ=ユダヤ人離散、というイメージだったが、広義のディアスポラは移民全般を指すものらしい。 著者はパレスチナ問題を中心に執筆している研究者だが、本書ではそれ以外の国や日本の移民問題も幅広く取り上げており、また著者本人の経験も絡めたりの記述も多く、非常に興味深かった。 コロナ前、2018年前後に書かれた文章が中心のため、移民問題のその後の答え合わせもできる感じでなお良かったと思う。 日本国内の移民問題としては当時の安倍政権の頑なな移民否定論と裏腹な移民政策、日本人の若者による消極的選択による海外移住である「棄国」、原発事故移民、2000年代に盛り上がったポストコロニアリズム論などなど。海外は欧米や中東について。フェミニズムへの目配りもあり。範囲が広い分ざっくりした内容ではあるが、なかなか良かった。 - 2026年3月31日
なぜ日本文学は英米で人気があるのか鴻巣友季子読み終わった著者の鴻巣さんが、本書をテーマにポリタス出てるのを観て借りてみたが、そもそも現代日本文学をほとんど読まない私(作家名だけ知っている)なので、結局斜め読みして終了😇GOATなんかも安いから買ってみたけど1ページも読んどらん😇 ですが、かろうじて昔は読んだ村上春樹がいかにして世界の翻訳市場をかっさらっていったか(出版社の目論見じゃなくて、村上本人が日本の文学批評界に幻滅して世界に殴り込みに行った?)とかの背景を知れて興味深かったです。 あと、個人的には縁の深いイギリスが、モノリンガル国であり、それがブレグジットの理由のひとつになったのかも?という推測も。(2014年に小学校での外国語教育が導入されてはいる) そんで小説読んではないけど日本の女性作家はすごい!というのもわかった。余力があれば小説も読みたいのだけどなー。 - 2026年3月27日
資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのかナンシー・フレイザー,江口泰子ちょっと開いたテーマはいいのだけど、もうちょっとわかりやすい表現で書いてくれたらいいのに!というのが正直な感想。パラパラ読んで終了といたします…。 - 2026年3月26日
庭の話宇野常寛読み終わったこないだの「置き配的」同様、タイトルに惹かれて借りてみたものの、うわ、苦手な男性批評家の本だったとなる…。がしかし、宇野さんとは同い年だけどコメンテーターとして昔テレビで観た程度だし、どんなもんかと挑戦してみるかと。 全体的にはまぁまぁの読み応え。喫煙や飲酒、飲み会が嫌いだったりの自分との共通点もあるし、でも外食好きでラーメン好きなとこは真逆だなーと、著者の人となりを想像しながら読む。やっぱり男性の書くものはしっくりこない部分も多い。取り上げられている思想家などもほぼ男性。 だけど、だからこそ批評における視点の違いが自分とは異なり、なるほどこういう見方もあるのかーと勉強にはなる。ただ、SNSについて宇野さん個人的に恨みありすぎやろとは思った。批評家がSNS使うとクソリプの嵐なんだろうなー。だから今は庭の時代、なんだそうです。なんでやねん、って思うけどそういうマイブームらしい。 以下、気になった箇所。 #2 神奈川県三浦市にある「小網代の森」の話。たまたま先月参加したある講座で、三浦市から参加している人がいて。三浦について話を聞いていたので(自然に溢れてすごくいい場所、しかし人口減少中で少子化まっただなか)印象深かったので、本書の森を市民活動により整備した話は興味深かった。 #4 小金井の名建築住宅を福祉作業所に利用した「ムジナの庭」の話。代表の女性は、いろいろなケアの現場で働き、精神医療と福祉の領域が言語的なアプローチに偏りすぎていると考えるようになり、庭のあるこの場所を作ったとのこと。言語領域に偏りすぎているという指摘、最近あったいのっちの電話事件についていろいろ思うところがあったのでタイムリーだなと。 #8 斎藤幸平などが提唱する脱資本主義、それ自体は理があるものの、それの代替案としての共同体主義って、どうなの?という指摘。昨今のニュースを賑わせるような無敵の人(これも想定されているのは男性ばかりだが)は、そもそもコミュニティに積極的に属したいような意識高い人じゃないと思うので、と。確かにそうだな〜。多様性むずかしい。 #9 「孤食」は別に悪いものではない、むしろ家族で食卓を囲むというのは家父長制に基づく悪き因習であるという指摘、これもその通りすぎる(そして私も孤食派)。 #13 吉本隆明(めっちゃ久しぶりに名前見た!)の1984年コムデギャルソン論争(消費を肯定)と、その思想を「ほぼ日」で引き継いだ糸井重里、という解説。なるほどなー。糸井重里は昔から全然好きじゃなくて、この人と対談する相手にもたいがい幻滅する法則が成り立っているのだが、その理由の一端がしっくりと。 - 2026年3月17日
主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだらチョン・アウン,生田美保読み終わったまず、韓国社会のなかなかの家父長制ぶりにおののく。韓国行ったことないけど、断片的に韓国を知ることができた。 家事育児なる無償労働に励む主婦の視点から、15冊の本が紹介されているが、私が最も関心を持ったのは、シルヴィア・フェデリーチ『革命のポイントゼロ』。調べたらフェデリーチはマルクス主義フェミニスト(ってカテゴリーがあるんだ!)残念ながら日本語未翻訳!ぜひ翻訳してー。 フェデリーチの主張は、女性たちの無償のケア労働なくしては、資本主義社会は成り立たない。むしろ資本主義を支えているのは女性たちであること。また、その無償労働に対し、ちゃんと国が対価を払えという要求。(現金を支給せよということではなく、福祉制度の充実により、間接的にそれを実現する) - 2026年3月13日
置き配的福尾匠ちょっと開いたタイトルに惹かれて内容や著者のことを何も知らぬまま借りてしまったが、あらま、私が苦手とする分野の本でした。フランス哲学方面の思想家による現代批評。あの人やあの人の系譜にある、あれ。さらに言えば男性の独壇場である、あれ。というわけで、そっ閉じました。ごめん。 - 2026年3月9日
わたしの外国語漂流記丸山ゴンザレス,佐久間裕美子,松村圭一郎読み終わった図書館のティーンズコーナーから。ただいま第二言語習得にまつわる言語学等について学んでいる私にはドンピシャで、本書でハワイ語を研究している言語学者の方がハワイ語を「ピジン」と書いているのは「クレオール」の間違いでは?と思うぐらいは学習が進んでいることを確認😆(章末の注釈にハワイ語は言語学上は「ハワイ・クレオール」と書いてあった!) そんなわけで言語学者や文化人類学者、翻訳者、はたまたあのスペインの有名レストラン「エル・ブジ」の日本人シェフだった方、映画コメンテーターのLiLiCoさんなど、それぞれの人たちが外国語をどのように習得していったかが25人分書かれており、非常に興味深い。 ちなみに言語学的には、第一言語の能力が高いと第二言語習得も比較的容易であるということで、確かにまわりを見渡すとその通りなんだけど、私自身はそうじゃないのなんで?!(日本語力は高い方と自負)と謎である。あ〜英語ペラペラになりたい… - 2026年3月9日
トルコから世界を見る内藤正典読み終わった図書館のティーンズコーナーから。トルコ、行ったことはないけど、イスラム文化とヨーロッパ文化が交差するという土地柄、気にはなっていた。本書は1994年に書かれた本に、2022年の視点からの文章が書き加えられた構成になっている。 まずトルコは政教分離を掲げているので、イスラム色は少なく民主的な国家だということ。だけども山岳部にディアスポラなクルド人の集住地があって、トルコ人は彼らを迫害してしまったから、クルド人の一部はテロ組織を結成してしまったということ。(日本における、「クルド人が危険」とするひどいヘイトはこのへんが原因なのか?) 一方で、貧しい国民は出稼ぎに出る労働者送り出し国ということで、中東の産油国に行ったトルコ人は人権無視の散々な目に遭ったため、ドイツへの移住が非常に多いこと。それでやはりドイツ国民の反発を買ってしまうが、ドイツ政府としては基本的人権遵守ということで移民労働者の家族呼び寄せを認めていること(日本も移民国家に舵を切ろうとしているが、このへんがちと厳しい)。 あと、トルコ都市部では田舎から来た人々が公有地に勝手に家を建てちゃって、最終的にはしょーがないから、ってことで彼らを追い出さずに土地の登記を認めたって話がおもしろかった。日本におけるホームレス文化の本もちょいちょい読んだ身からしては、なかなか興味深い部分。日本もそれぐらいゆるい部分があってもいいんじゃないか。
- 2026年3月8日
外国人の子どもへの学習支援柘植雅義,齋藤ひろみちょっと開いた - 2026年3月7日
あなたのフェミはどこから?上田久美子,安達茉莉子,小川たまか,小田原のどか,石原真衣,長田杏奈読み終わったこっちにはたくさんレビューあるのにAmazonにはなぜかないね! 私と同世代である能町さんの文章がとくに刺さりました。20代後半に本屋のトークイベントに能町さん見に行ったなー。たしかタイで性転換手術受けられたあとぐらい。恥ずかしながら当時は性転換=オネエ系=男性が恋愛対象という先入観があったが、能町さんは全然違う雰囲気で個性的なオシャレで中性的で。ようはアロマンティックの人だったのね。そこは私と似てるわと最近共通点に気付く。 エトセトラブックスの松尾さんはてっきり独身の方かと思いこんでいたけど、これ読んで既婚子持ちだけど離婚して事実婚に変更した方だったと知る。すごい。 東京出身の女性の執筆陣はともかく電車通学で痴漢に遭いまくった話が多く。大学院レベルの人はみんな小難しいフェミニズム専門書読んでるなーなど。男性やLGBTの執筆者も多くて、よいエッセイ集でした。 - 2026年3月7日
- 2026年3月7日
ふるさとって呼んでもいいですかナディ,山口元一読み終わった図書館のティーンズコーナーで借りた本。1991年に家族とともに6歳でイランから移住した著者。不法滞在者として11年間も不安定な立場に置かれたのち、ようやく在留許可を得る。この時代は外国人労働者を受け入れる一般的なビザがなかったから、労働力不足を補うため不法滞在がけっこう黙認されてたらしい。しかし運が悪ければ強制送還。周りの人々に助けられながら日本に基盤を築き、まじめに日本で勉強して、どうにか日本に暮らし続けたいと願う少女の切実さが胸に迫った。今後のますます外国人が増えるであろう日本において、非常に参考になる一冊。 - 2026年2月27日
- 2026年2月23日
みんなの「わがまま」入門富永京子ちょっと開いた - 2026年2月23日
いちばんやさしいアロマンティックやアセクシュアルのこと三宅大二郎,中村健,今徳はる香,神林麻衣ちょっと開いた - 2026年2月20日
ファンたちの市民社会渡部宏樹読み終わった面白くないわけではないけどいまいちハマれなかったのは、自分が推し活しない側だからか?そもそもが自分が想定していた推し活とは対象が違ったかも。天皇制がアイドルシステムという指摘はなるほど🤔となった。
読み込み中...
