Haruhito "感情は、すぐに脳をジャックす..." 2026年5月31日

感情は、すぐに脳をジャックする
「人は自分の感情を正しく認知できているだろうか?」という問い立てがおもしろい。言われてみれば、感情を抑制したり、無頓着になっている部分があることに気づく。その上で、どのように感情と向き合うのかを本書は解説する。自分の感情の発生や変化を自覚することで、自分という生き物に興味が持てる内容である。 人は「相手の言動によって、自分はこのような感情になった」と思いがちだが、感情の源泉は自分自身。感情とは、自分の価値観や観念に紐づいて内在しているもので、他者の関わりが「きっかけ」となって、さまざまな変化を起こしているに過ぎない。 自分の感情を正しく認知するステップは、認知→受容→選択である。 【認知】とは、ロバート・プルチックの「感情の輪」を参照しながら、表層的な感情だけでなくそこに紐づく別の感情や価値観を理解すること。 ネガティブ感情である、「嫌悪」や「嫉妬」「不安」「憎しみ」などを認めて受け入れるのは勇気がいる。 しかし、「すべての感情には意味と価値があり、持ってはいけない感情などない」と考えることで、【受容】ができるようになる。 そして、自分は今、何に注意が向いている状態なのか?を把握することによって、次の【選択】が見えてくる。
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