芙蓉
@fu_rong_28
2026年5月31日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
アンディ・ウィアー,
小野田和子
読み終わった
「火星の人」と同じくポップなキャラやテンポのいい語りが全体を流れるからこそ、ふと浮き彫りになる孤独に息がとまる。
でも今作はそれ以上に孤独な者同士がついに出会ったときの驚愕と希望の言葉が印象に残った。
p.226
「人類は孤独ではない。ぼくはたったいま、われらが隣人と遭遇したのだ。」
p.396
「なあ、きみはもうひとりじゃないぞ、バディ」とぼくはいう。「ぼくら二人ともな」
一方で地上にも孤独な人間がいる。
一つの信念のために他のすべてを切り捨てる彼女に魅了される。
p.452
彼女は肩をすくめた。「わたしたちはみんな犠牲を払わなくてはならない。救済を確保するためにわたしが世界に代わって鞭打たれる少年になる必要があるのなら、それがわたしが払うべき犠牲よ」