
乖離
@karu
2026年5月31日
飯島愛のいた時代
安田理央
読み終わった
同時代を生きていないのでよく知らないけどなんだかアイコニックな印象がある飯島愛。
彼女についての報道やメディア記事を通して90年代をみる、という本を読んでみた。
AV女優としての飯島愛への語りはあけすけな性的なまなざしで時代やどういった場で彼女が現れたのかを感じた。
また、多くの女性からも支持を得たという点では、今日でも性産業に従事する女性が少女たちのアイコンになる場面をSNSで見かけるけど、自由とか率直さへの賛美と、美しさと富への賛美でけっこうニュアンスが違うのかもと思った。
飯島愛のエッセイとケータイ小説ブームの共通点についての指摘は面白かった。ギリ恋空とかは読んでたのでそこ繋がるんだ〜って感じで。
飯島愛の内面へ踏み込もうというのではなく、あくまでさまざまな媒体で彼女がどう語られたのかに終始していたのが、20年経って出版される本としてよかったと思う。



