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乖離
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@karu
好きに読むので好きに読んだらいいと思います。読まなくてもいいと思います。
  • 2026年4月7日
    香山哲のプロジェクト発酵記
    漫画家香山哲の連載構想漫画。トーチwebで連載中の「レタイトナイト」をいかにしてプロジェクトとして発酵したかを記した漫画作成記漫画。 長編漫画を描くことって想像するだけで途方もなくて一体どうやってるんだろうと思って手に取った。 ぬいつぎに洗ってもらった愛ぬいぐるみを迎えに行く時に買った本。 ざっくりしたお題のプロジェクトに苦しむありふれたサラリーマンの私にも大いに学ぶことのある本だった。 下手なコンサルビジネス本読むよりよっぽど役に立つし面白い(語弊がありそうです。ごめんなさい。つかれた酔っぱらいが書いています) 経営層への上申は必要とは言え、結局自分のモチベーションが上がらないとやってらんないじゃんという至極当たり前の感覚を思い出した。 人生仕事人生その他ありとあらゆるプロジェクト関与者の人間性回復のために必読の一冊だと思います ※この感想は爆酔いして書いているので後々訂正する可能性があります 資本主義に真面目に順応してる人ほど読んだほうがいいと思う。多分。
  • 2026年4月5日
    小山さんノート
    小山さんノート
    厳しい貧困と暴力の中、書くことによって自尊心を保ち、幻想の力で苦しい生を耐えた路上生活者の女性のノート。 この不器用で気高い女性が生きているうちに、彼女の文章が人の目にも触れなかったことを切なく思います。 しかし、小山さんのノートを文字に起こし、出版までして届けてくださった人たちがいたことは、奇跡のような救いです。本当にありがとうございます。 理不尽な暴力と暴言に反発しようにも支配下から逃れられないもどかしさ。 明日の糧や心の安らぎすらしれない貧しさの心もとなさ。 小山さんとは異なる環境に身を置く私には、そのわびしさを真に知ることはできないのかもしれない。けれど、例えば人並み以下の自分を恥じて心がどうしょうもなく沈んでしまったときに、小山さんの言葉はそれでも自尊心を保ち生きていくヒントを与えてくれる気がしました。 小山さんの日々で特に印象的だったのは、「フランスに行く」「イタリアに行く」と言って、いきつけの喫茶店のお気に入りの席でノートを書いたり読み返したりすることを、心身を慰める時間としてとても大切にしていたことです。 読み始めたばかりの頃は、喫茶に通うお金をもっと衣食住を整え自立するために使えるのではと、うっすら思ってしまっていましたが、小山さんの切実な文章を読み進めるうちに、小山さんにとって喫茶店で書き物をする時間は、ただそれだけの時間ではなく、苦しい日々から遠く憧れの異国に地へ心を解き放ち、一人の人間として自由であるために必要なことだったのではないかと思うようになりました。 しかし、あまりに辛い現実を前には、美しい空想に身を浸すこともできないときもあると小山さんは知っていました。フィクションの効用と強さ、脆さ儚さをよくよく知り尽くした小山さんは、本当に素晴らしい文学者であったと思います。 友人に借りた本ですが、自分の手元にもぜひ置きたいので、新しく買おうと思います。
  • 2026年4月5日
    毎日に、ひとさじの「好き」を
    たまに観てるYouTuberさんの書籍。 動画に散りばめられた暮らしのコツやこだわりが網羅的に触れられていてパラパラめくるのにちょうどよい。 アンティーク家具を揃えて暮らしてみたい。
  • 2026年3月31日
    ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
    ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
    100人のひとり暮らし。友だちの家にお邪魔しておしゃべりをしてるときみたいな気楽さ。 私自身の部屋は散々埃を積もらせ皿を積み上げ服を散らかしては一、二週間に一度の予定のない日に一度なんとか片付け掃除をして辻褄を合わせている。 荒れた部屋をみたくなくて画面や紙面ばかりみている。 そういう意味ではこの本は現実逃避にぴったりだった。 とは言えこうして一人ひとりの生き様と重なるような部屋の数々をみていると、少しは自分の部屋にも向き合った方がよい気がしてくる。
  • 2026年3月30日
    変な家 文庫版
    ウェブライターの主人公は、知人から奇妙な間取りの家について相談を受ける。 入口の無い小部屋、窓の無い子ども部屋。 調査と憶測を重ねていくうちに、やがてある家族に纏わりつく恐ろしい因習にたどり着く。 私は、あまりのヒットで書店店頭に山と積まれているのをみて、かえって手にとっていなかったひねくれものですが、ようやく読みました。 推理が突飛すぎない?とか、登場人物に全然感情移入できない、とか内心ツッコミつつ読んでいましたが、半分を過ぎたあたりからこれはミステリの入口としてとても親切な良い本だぞと評価を改めました(えらそう)。 今回電子版で読んだのですが、間取りの図や家系図など必要な場面で繰り返し挿入されるので、よくある冒頭の登場人物一覧にいちいち戻る、という手間が全くかからないのが最高! 本格ミステリでも、特に電子版はこれくらい手厚くして欲しい(わがまま)。 また、突飛に思われるほどの飛躍的な推測が重ねられるからこそ、一つの間取りからネット怪談や都市伝説的な怖さ呪術や因習的な怖さ、やがては人間の心の怖さと、恐怖のテイストが次々と変わり、飽きずに読み進めることができます。 まとめると、この本の良いところは、小学生でも楽しむことができる親切さとスリリングさ、ゴシップ的に楽しめる過激さだと感じました。 流行るのが分かる良い小説。
  • 2026年3月29日
    子どもの文化人類学 (ちくま学芸文庫)
    さまざま社会や文化の中にあって、子どもたちはそれぞれに幅広い可能性を秘めている。 文化人類学学者の著者が、「子ども」という謎に満ちたキーワードを切り口に、「家族の関係」「自然とのかかわり」「学び」などのテーマでやさしい語り口で記したエッセイ集です。 雪原の狩猟民族ヘアー・インディアンを始めいろいろな社会に生きる人びとの暮らしぶりやものの考え方を調査したり見聞きしたりした実例たっぷりで語られます。 馴染みのない社会への好奇心をくすぐられながらエピソードを読んでいると、私自身が暮らす現代日本社会を異なる社会との比較のなかで一歩引いて考えてみずにはいられませんでした。 特に印象的だったのは、ヘヤー・インディアンたちは「育児」を仕事や休息ではなく「遊び」と捉えているようだという話です。娘の乗ったハンモックを揺らす父親は、娘をあやしてやっているのではなく、自分が娘に楽しませてもらっているというのです。 また、著者がヘヤー・インディアンの子どもたちとアメリカの子どもたち(著者がシッターをしていた)との前で折り鶴を折ったときの話も、子どもたちの反応に大きな違いがあるというのが分かりやすく面白かったです。ヘヤーの子どもたちは著者が折っているのを観察して自分で真似して折ってみようとします。一方、アメリカの子どもたちは「次はどうするのか」「もっとゆっくり見せて」と教えを乞うてきます。 どちらが良い悪いという話ではなく、私が当たり前だと思っていた「教える」「教わる」という関係も文化依存的かもしれないということが衝撃でした。 私自身の経験を思い返してみると、新しいことが出来るようになった過程は「教わる」と「学ぶ」の両方があり、より早く効率的に身についたのは「教わる」の時で、能動的に深い理解とともに身につけたのは「学ぶ」だった気がします。 苦手だった数学は「教わる」で乗り切り、好きだった国語は「学ぶ」で伸ばしたような……笑 私は自分の子どもはいませんし、日常的に子どもと接する機会があるわけでは無いのですが、やさしい文章で文化人類学が探し求める文化の違いを読むのは面白かったです。
  • 2026年3月28日
    三軒茶屋星座館 1 冬のオリオン
    三軒茶屋にあるプラネタリウムバーを営業する主人公のもとに弟とその娘が転がり込んできた。 星座の伝説に背中を押されるように、トラブルを乗り越え周囲の人との縁や家族の絆が深まっていく。 穏やかなヒーリング系小説かと思いきや主人公や周囲の人たちがなかなかヤンチャで勢いがあって面白い。 主人公が語る超訳のギリシャ神話ももともとの神話にある人間臭さをうまく表していて良い。
  • 2026年3月24日
    その気持ち、なんて言う? プロに学ぶ感情の伝え方
    「うまく言葉にできないけど、こういうことあるよね」というシチュエーションを、作家や詩人やアーティストといったさまざまな発信をする人たちが言葉に表してみる、という企画のTV番組を書籍化したもの。 短い文章の中でも、比喩のあたらしさや、表記のやわらかさ、クスッと笑わせてきたり、グッと胸をつかんできたり、書き手それぞれの色が出るのが面白い。 明治文豪の文章も時折引用されており、人の心の機微や共感は百年やそこらでは変わらないんだなあと思う。 最終章の特別インタビュー「言葉にする技術」が、それぞれの言葉へのスタンスなどがその内容からも、文章そのものからも感じられて面白かった。 シンガーソングライターの吉澤嘉代子さん、ときどき動画配信サイトでライブの映像が流れてきて素敵な人だと思っていましたが、文章も素敵だった。 こういう発見もあり、しかも読みやすくて、良い本だった。
  • 2026年3月24日
    お茶の時間
    お茶の時間
    ちょっと特別なお茶の時間や、何気ないお茶の時間が綴られたコミックエッセイ。 文庫サイズで持ち運べるちょっと一息って感じで良かった。 「人生の折り返しってあるのだろうか」 お茶の時間ですれ違うさまざまな年齢や背景を持つ人たちへのまなざしも面白い。 ニューオータニのエクストラスーパーシリーズ今度奮発して食べに行こうと思っているので楽しみ。
  • 2026年3月21日
    キノの旅 the Beautiful World Best Selection I
    時雨沢先生のせいで一時あとがきを最初にチェックする癖がついたの思い出した。
  • 2026年3月21日
    どうなっているの?だんめん図鑑
    どうなっているの?だんめん図鑑
  • 2026年3月21日
    とっておきたくなるパッケージデザイン
    とっておきたくなるパッケージデザイン
  • 2026年3月21日
    グラン=ギニョル傑作選: ベル・エポックの恐怖演劇
  • 2026年3月13日
    MOONLIGHT MILE【完全版】(1)
  • 2026年3月9日
    新装版 森崎書店の日々
    神保町の古本屋や喫茶店って楽しいよね〜の共感とともに読了。 あんまり登場人物には親しみを感じられなかったのが少し残念。女性同士の距離感とか微妙に引っかかるところがあって感情移入しきれなかった。 続読んだらもっと登場人物たちに愛着が湧いて楽しめる気もする。 取り上げられたいくつかの文学作品は読もうと思います。
  • 2026年3月9日
    なぜ日本文学は英米で人気があるのか
    海外で受容・評価される日本文学。 その傾向の変化や実態、文学の越境を支える翻訳者たちの地位向上や育成などら、興味深いトピックスが盛りだくさんだった。 近年、女性作家の勢いが増しているというのは、日本国内における韓国文学の受容と似ているのかな。 娯楽として小説などの物語鑑賞を好むのは女性が多いからということもあるかも。 いずれにしても、出版物が国境を越える連帯を生み出しているというのは心強い気持ちがする。 猫が出てくる癒し系の本は、共有された世界観というか読み心地の担保という点で、なろう系に近い形で、予想しうるものを好む層に受け入れられているのかも。 私もたまに癒されそうな食べ物/個人店/地域性みたいな、こういう話だろうな〜という基準でキャラクター文庫っぽい小説を手に取るので、似たような読書傾向の人いるのかも。 そして、出てきた作家や作品で読んでないものがかなりあって、図らずも読みたい本リストがさらに増えてしまった。
  • 2026年3月8日
    手のひらの京(新潮文庫)
  • 2026年3月7日
    空芯手帳
    空芯手帳
    なぜ客に出すコーヒーを私が淹れることになっているのか。名もなき仕事を私が担うのが当然になっているのか。なぜよく知りもしない人間から不躾な言葉を吐かれなければならないのか。 こうした理不尽に対して静かに怒りを募らせた主人公は、妊娠を偽装し職場に告げた……? 妊娠、出産というのは、私にとっては全く現実味がない。それらを題材にした小説を読むと不安とも期待ともつかない感情になる。 「代わってあげたいってよく思う。でもね、代われないの。代われないどころかわかりもしないの。その人じゃないから」p.162 人と人との分かりあえなさとそのさみしさを、つねにうっすら感じている心細さを言い当てられたように感じた。 最後まで主人公の嘘の正体も分からなかった。
  • 2026年3月6日
    その街の今は(新潮文庫)
    自分が暮らす大阪の街、そのかつての姿を捉えた写真を収集する主人公。 写真や映像の中の街並みや人びとが「かつてあった」ということに言いようのない感慨を覚える感覚は少し分かる。 場の記憶をよすがに、自分という存在が過去にも未来にも延長されるような感覚。 ただ、私は主人公と違って自分の住む街ではなく、旅先とかでそういう街の来歴を意識することが多かったので、こんどは今住んでいる街のかつての姿というのも探してみようかなと思います。 あと大阪に住んでいたことがあるので、見知った街の描写は懐かしさと新しさがあって面白かった。
  • 2026年3月4日
    この世にたやすい仕事はない
    長く務めた仕事をやめ、仕事を転々とする女性が主人公の連作短編集。少し風変わりな仕事に潜む謎に迫る〈日常の謎〉系ミステリともいえるかも。 仕事や人にまつわる少し苦い思いは描かれるが、読んでいて辛いという程ではなく、むしろ奇妙さやおかしみが心地よい。 以下ネタバレ。 最終話で主人公の前職が福エッセンシャルワーカーであったことが明らかになる。逃げ出してしまった同じ職種の男性との出会いをへて、主人公はしばしの休息の果てに、福祉の仕事に戻るというところで物語は終わる。 福祉の仕事の必要性と過酷さ、それにもかかわらずの待遇の厳しさには頭が下がる。 ゆるくよめるお仕事小説かと思いきや、働くことのやりがいや苦しさについて考えさせられた。 でも読後感は良かった。生きるためには働かなければならないし、仕事は大変だけどすべきことがあるというのは救いでもあると思った。
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