
てらだ
@yoknel
2026年6月1日
燻る骨の香り
千早茜
読み終わった
香りシリーズの3作目&完結作。
シリーズを通して流れている静かな、感覚が研ぎ澄まされていくような空気感に今作はミステリ……とまではいかないけれど、ほんのり不穏さが混じる。今回は過去編かつ連作短編ではなく長編なので、既刊とは読み心地が少し異なる。
3作とも根底の雰囲気は共通しているものの、それぞれの作品でエッセンスが違うのが、同じブランドが出す香水のようだな〜と感じた。私は『赤い月の〜』のドライさが一番好き。
オチの主人公の台詞には(う〜ん)と思ってしまった。セクハラっぽい……。