
もも
@shii_hoo
2026年6月2日
その糸を文字と成し
高野知宙
読み終わった
時代は明治の初期、奉公人の少年・種吉が友人に誘われた学習塾で「自由」「民権」の思想と出会い、学問に惹かれていく。五日市憲法、千葉卓三郎(仙台藩士!)、秩父事件など実際の歴史の事柄も多く出てきて勉強にもなる。
言葉は「文字」だけだとただの記号で、「意味」を知ることで「言葉」になる。もともと文字の読めない種吉が文字を知ってその意味を知っていく姿を見ると、言語の習得ってすごいことだなあとしみじみ感じる。
著者は現役大学生と知って驚いた!
いい意味で若さを感じない落ち着いた文章ですごい。
