

もも
@shii_hoo
- 2026年7月8日
本屋さんのある街で一穂ミチ,三浦しをん,凪良ゆう,坂木司,瀬尾まいこ読み終わった@ 自宅本屋さんへの愛がつまったアンソロジー。 よかったぁ。 瀬尾まいこのほっこり短編で癒されて、一穂ミチ作品に胸がキュウっとなって、坂木司にまた癒されて、凪良ゆうはこの前読んだ『多類婚姻譚』と同じ収録作品だったからもう一度読めて、最後に三浦しをん節を味わえて…楽しい読書時間!!私得な布陣の短編集☺️ 一穂ミチの『歌うように生きて』がすごく好きだった。主人公の潤の、容量はいいけど少し冷たい感じが最初好きになれなかったけど、最後まで読んで劉くんへの思いに切なくなった。短編でこんなにいろんな感情を味わわせてくれるのすごい。 - 2026年7月6日
- 2026年7月5日
多類婚姻譚凪良ゆう読み終わった@ 自宅ジェンダー、世代間での価値観の違い、セクシュアルマイノリティ、正規雇用と非正規雇用… 短編集でいろいろな世代の登場人物がいて、どれも婚姻にまつわる話になっている。 こういうテーマの物語は、自分の経験も含めて思うことがありすぎて感想を書くのが難しい。言葉が強くなってしまう。 ただ、小説の大事なことの一つは、多数派にかき消されてしまう小さな声をすくい上げることだと思っているから、私はこうした物語を読むと救われる。 話の中で「おっさんずラブは面白かったけど、おばさんずラブがあったら見てられないよね〜」的な会話の場面があって、その非対称性と無自覚な差別よ…。でもこういう会話は悲しいことに日常でも結構耳にしていて、極端な性差別は減っているかもしれないけど、女性蔑視は今も根深く残ってる。 男性の生きづらさを語る男性に対して、「女性に生きづらさを強いてきたこれまでのツケが回ってきている」という言葉が出てきて、すっごく頷けた。(嫌な気持ちになった人すみません) 男性の生きづらさを放っておいていいと思ってるわけではないのだけど、やっぱり女性の方が不利な場面は多いから、「男性だって生きづらい」と言われても簡単に並列では扱えないという思いがある。 生きづらさを抱えている人が多いこの国で、どんな社会にしていきたいか、考える材料に満ちている小説。 - 2026年7月4日
ただいま神様当番青山美智子読み終わった@ 自宅ビタミン剤みたいな小説。 誰かに伝えたいと紡がれた言葉がきちんと届くことの希望をくれる。 『木曜日にはココアを』も同じような蓮作短編ですごく素敵だった。宝島社から出てるこのシリーズ別のも買って全部よみたい。 - 2026年7月2日
読み終わった日本では小中学の8.8%は発達障害の可能性があり、読み書き障害は3.5%という統計がある。 「学校は児童生徒の未来を切り開く場所だ。できない努力を強いられ、恐怖やトラウマを植え付けられて人生を台無しにする場所ではない」(p174) 当事者の言葉は重い。 ディスレクシアに関する本はこれまでも読んでいて、どちらかというと読みの困難さについてだったから、この本で書くことへの困難さの一端がわかった。 「書けない」がどういうことか、音から文字に変換する時に頭の中で起こっていることを文章にしてくれていてわかりやすかった。 「は」「に」「ほ」や「大」「犬」「太」で混同することなど、もちろん個人差はあるだろうけれど、大変さがわかった。(読みに関しては困難がなく、むしろ読んでる本から察するに相当読書家) 私は読み書きを難なくできるけれど、もし読み書き障害当事者だったらと考える。読むことに困難があったら、読書を好きになってなかっただろう。(オーディブルとかで本好きになってる可能性もあるかな) 怠けているわけじゃないのに、「自分はできない人間だ」と思っている人がいたら悲しい。そう思わせる環境が減るように学習障害への理解が進んでほしいし、学生に対して学校現場での合理的配慮が行き渡ってほしいと強く思う。 - 2026年6月29日
わたしのbe 書くたび、生まれる佐藤いつ子読み終わった書道部の高校生たちの青春小説! よかった✨ 外見にコンプレックスを抱いている登場人物がたくさん出てくるけれど、何かに一生懸命になる姿は内側からキラキラ輝いてる。 何気なく言われた言葉がずっと自分の中に染み付く経験、あるよなぁ。 意外と人は人を気にしてないっていうのは私は大人になって気付いた。高校生で気付けてるのすごい。 - 2026年6月27日
見えるか保己一蝉谷めぐ実読み終わった@ 自宅全盲の学者・塙保己一の生涯を描いた小説。 保己一がどのような人なのか興味があって読んだ。 『群書類従』編纂までの道のり、大変さ、一大事業にかける情熱的なものを想像していたけど、違った。けっこう不穏だった。 保己一の最初の妻と保己一の弟子が浮気していて(これだけでしんどい)、保己一の目が見えないことをいいことに眼前で手を握り合ったり睦み合う場面とかびっくりしすぎてホラーかと思った。史実なの…? 最後まで読んで、「見る」ということへの根源的な問いをテーマにした作品なのかなと思った。身体的な意味での「見える」「見えない」と、世界の捉え方としての「みる」が重層的に合わさってた。 「人は自分の見たいものを見る」というセリフを保己一の幼なじみ(晴眼者)の輝ちゃんが言っていて、目が見える人も自分のフィルターを通して物事を見るから偏りが生まれたり、同じものを見ていても見る人によって物事の捉え方が違っていたり。 聖人君子みたいに扱われる保己一だけど、最後の20ページくらいで自分の心情を吐露していて、それがすごく良かった。 - 2026年6月22日
月曜日が嫌いな私の好きなことほうじ茶読み終わった@ カフェたまたま立ち寄った北千住のカフェで読んでたら、好きな場所として北千住の話が出てきて嬉しかった。本を読んでるとたまにこういうシンクロが起きて嬉しい。 日々の憂鬱に寄り添ってくれる優しい文章。すごく癒されるエッセイだった。 - 2026年6月21日
The MANZAI 1 (ピュアフル文庫)あさのあつこ読み終わった@ 自宅会話のテンポがよくてすぐに読み終わった📖 少年少女の心の揺れを描くのがすごくうまいなぁ。ザ・青春小説! 巻末の重松清との対談もよかった。「少年を描く」という共通点はありつつ、アプローチの仕方が全然ちがってる2人。少年を通して社会を見つめる重松清と、少年性への憧れを持つあさのあつこ。どっちも好きな作家だから嬉しい。 これから歩と貴史の2人の関係性はどんどん深まっていくんだろう。少年たちの真っ直ぐさが眩しくて、読んでると「ぐわー」ってなる。眩しい。 - 2026年6月15日
- 2026年6月2日
コズミック・ガール 宙わたる教室伊与原新読み終わった@ 自宅また科学部のメンバーに会えた〜! 嬉しい!一作目の登場人物もたくさん出てきた。岳人もかすみも大学生になってて感慨深い。岳人のディスレクシアへの理解のない場面がまた描かれてるのを読むと、「ああ、今もずっと戦ってるのか」と想像して切なくなった。 どの話も好きだったけど、「ピタゴラ・ボーイ」特に好きだなあ。 ドラマの窪田正孝の藤竹先生、本当によかった。毎回咽び泣いた。コズミックガールもドラマ化してほしい。 - 2026年6月2日
その糸を文字と成し高野知宙読み終わった時代は明治の初期、奉公人の少年・種吉が友人に誘われた学習塾で「自由」「民権」の思想と出会い、学問に惹かれていく。五日市憲法、千葉卓三郎(仙台藩士!)、秩父事件など実際の歴史の事柄も多く出てきて勉強にもなる。 言葉は「文字」だけだとただの記号で、「意味」を知ることで「言葉」になる。もともと文字の読めない種吉が文字を知ってその意味を知っていく姿を見ると、言語の習得ってすごいことだなあとしみじみ感じる。 著者は現役大学生と知って驚いた! いい意味で若さを感じない落ち着いた文章ですごい。 - 2026年5月24日
望月の烏阿部智里読み終わった@ 自宅シリーズ第一作と同じ、妃選びをまた見ることになるとは。本当に時代が変わったんだなあ。 新しさは今回の4人の姫と新しい金烏にも言えることで、特に姫たちのシスターウッド的展開があるなんて、一作目では考えられなかった。 今の雪哉はなんでそんなこと言うの&するのの連続で…と思ったら「私があの子を見間違えるはずがない」とか言うし、胸がぎゅーっとなる😭 本当に大好きな作品。早く続きを読みたい。でも終わらないでほしい。 - 2026年5月17日
ロマンス柳広司読み終わった@ 自宅表紙がジョーカーゲームの森美夏さんのイラストで本当に素敵… 帯に「ジョーカーゲームシリーズとコインの裏表をなす」って書いてたけど、どういう意味だったんだろう。時代設定のことかな。出てきたスパイの中にD機関も関わっていたかもしれないと思うとロマンがあるな。 内容は盛り上がりに欠けた気がする。柳広司は淡々とした語りに雰囲気があって、キャラクター造形も素敵だなあと思うんだけど、今回はキャラクターがあまり魅力的に感じなかった。 ジョーカーゲームシリーズ、また読みたいなあ。すっごくハマって読んだなあ。D機関にまた会いたい。 - 2026年5月17日
殺戮の狂詩曲中山七里読み終わった@ 自宅冒頭が凄惨すぎて、やまゆり園事件を想起させるし、読むのやめようかと思ったけど御子柴シリーズ好きだから、なんとか読んだ、、 悪徳弁護士と言われながらも、過去の自分の罪と向き合ったり、弁護士としての哲学や御子柴さんの人情みたいなものが垣間見えるから、安心して読むことができていたんだけど、今回はさすがに「なんでこの事件の弁護を引き受けたんだろう?」と思わずにはいられない犯人で。薄い選民思想を堂々と語る殺人犯の言葉は読んでいて不快だった。 最後の方に事件の真相や御子柴さんの真意も明かされるけど、ちょっと弱めに感じちゃった。 - 2026年5月6日
本を読めなくなった人たち稲田豊史読み終わった@ 電車Z世代へのインタビューがたくさん行われていて、テキストメディアへの目線がリアルな声として伝わってきて、本が好きな人間としては読んでいてグサグサ来た。 「ネットで無料かつ簡単に手に入る情報以外は存在しないも同然」 →SNSに流れてくる情報を受動的に眺める。そこから興味のあるものを検索したり、さらに深く調べようとは思わない。フィルターバブルがかかった情報という意識がないのが怖いと思った。 「「わかりみ」と「おもしろみ」」 →この話が面白かった。「わかりみ」は受動的な態度。「おもしろみ」は自分で探すもの。Z世代は「わかりみ」を求める。「おもしろみ」は求めていない。 オープンエンディングへの抵抗感があるというのも驚き。村上春樹とか絶対読めないじゃん!あと「ハリポタは分厚くて読んでないけどムリ」という声はとても悲しかった、、、 「そもそも長い文章を読めるのは特殊能力。ネットが発達する前は我慢してテキストを読んでいた。いま、動画という楽な手段があるのにわざわざテキストを読まない。 切り抜き、紹介動画を見れば元の作品を見なくても満足する」 →時事問題にしろ物語にしろ、ネットで短く面白くまとまっている。それで満足するなら、本を読むなんて面倒で当然だと思う。 でも、私は切り抜きのように誰かがまとめたものよりも、たとえ冗長なシーンがあったとしてもオリジナルが好き。「余白」にこそ考える余地や面白さがあると思うから。 読んでいてつらかったけど(なんなら分かり合えない絶望感もあったけど)、若い世代の声や考えを知れて、デジタルネイティブとはこういうものかと参考になった。 本を読むのが趣味なんていうのは、そもそも昔から少数派かもしれなくて。今は楽しいコンテンツがたくさんあって、みんなそれぞれ好きなものを楽しむでいいんだ。 でもでも、これから読書を好きになる人もいるかもしれないから、出版文化が廃れないようにしないといけない。これからもたくさん本を買って読む! - 2026年5月6日
最後の皇帝と謎解きを犬丸幸平読み終わった@ 電車清朝最後の皇帝・溥儀と、日本人の水墨画家・剛が出会い宮廷での事件を解決していく。 舞台設定が面白そうで期待して読んだけど、なんだか文章が読みづらかった。読みづらさのせいかミステリー部分があんまり楽しめなかった。 よかったことは、溥儀についてもっと知りたくなったこと。若くして最後の清朝皇帝として即位して、時代に翻弄されたその生涯がすごく気になる。 ラストエンペラー観たい。 - 2026年5月3日
- 2026年5月3日
空色勾玉 〈新装版〉荻原規子読み終わった@ 自宅日本ファンタジーの名作、ついに読んだ! 噂に違わず面白かった☺️ 神話を題材にしたファンタジーかつ、ガールミーツボーイの青春小説でもあって読んでいてドキドキワクワク! 話としてはキリよく終わっていたけど、三部作だから、次はどうなっていくのだろう。 次を読む前に古事記・日本書紀の知識をちょっとでもつけておきたい🤔 - 2026年4月28日
読み込み中...
