ちゃせん "源氏物語 7" 2026年6月2日

源氏物語 7
源氏物語 7
角田光代
前巻から宇治十帖に入り、「総角」~「東屋」を収録。宇治の八の宮の死後残された大君と中の君の姉妹、そして薫と匂宮の人間関係が展開する。とにかく薫は光源氏や柏木に比べて優柔不断で行動力に欠けるところがあり、反面鬱屈した内面が爆発するととんでもないことをしたりもする。そんな薫と、頑ななまでに父の遺言を守り通そうとする大君は結ばれることもなく……家や父親、婿という後ろ盾に縛られる女性の悲しみもより一層痛切に感じながら、いよいよ次が完結巻となる。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved