
昼寝ねこ
@hiruneko
2026年6月3日

時生
東野圭吾
読書メモ
感想
不治の病で亡くなった息子が父親の過去の時代に現れるというSFチックな話。ダメダメ男だった過去の父親の元から失踪した恋人を一緒に探すというのがメインストーリー。恋人と一緒に逃げた謎の男を追う組織も暗躍し父親自身の出自探しも鍵になる。東野圭吾さんならではの波乱に富んだ物語で読み易くて面白いが同氏の他の作品に比べ胸に迫るものがなく設定を生かし切れていないように感じた。昭和の場末の雰囲気が色濃く漂う1979年の東京と大阪が舞台なのでその頃のアイテムと共に懐かしく思う世代の方も多いだろう。ラストの一行にはマジで泣けます。

