のりまき🍙 "夏への扉" 2026年6月2日

夏への扉
夏への扉
ロバートA.ハインライン
物語が進めば進むほど引き込まれて、2日で一気読みしてしまった、、、以前シャーロック・ホームズやハリー・ポッターの翻訳本が読みにくかった経験から、翻訳本に少し抵抗があったけれど、この本は難なくスラスラと読めてとてもよかった。時代が古いので、はじめ世界観に慣れるまでは何度かの驚きはあるものの、ある意味ファンタジーとして楽しんでしまえばその点でも全く問題はない。構成については、物語の各所に伏線となる要素が散りばめられていて、回収されるまでそれらが小さな疑問として頭の隅にへばりついてくるので、続きが気になって読む手が止まらない。内容も、サイエンスフィクションというだけあって宇宙人が現れた!!などの突飛な展開にはならず、すんなりと理解できる。また、主人公の身に起こる災難に心が痛むけれど、彼の底抜けなポジティブ思考のおかげでどんどん物語が展開していくので、十二国記を読むほどの辛さはなく、気軽に読めると感じた。(十二国記を批判している訳ではない。むしろ大好き!!)最後に、私は何年も前にこの本を少し読んでやめてしまった。それは、登場する猫が可哀想で心が苦しくなったから。もし、当時の私と同じ状況の人がいたら、そこは耐えて、もう少し読み進めてほしい。そこからが本番、超面白いから!!そして、これはネタバレになりかねないが、猫は救われる。安心して、ぜひ楽しんで読んでほしい一冊です。
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