
ほたる
@hotarutarutaru
2026年6月3日

家族、積みすぎた方舟: ポスト平等主義のフェミニズム法理論
マーサ・アルバートソン・ファインマン,
Martha Albertson Fineman,
上野千鶴子,
穐田信子,
速水葉子
読み終わった
積読だったのをようやく読めた〜〜
法学×フェミニズム(家族社会学)
これまで、ファインマンの立ち位置を、エリザベスブレイクの「最小結婚論」にも共通する主張がありつつも、「婚姻制度の廃止か拡張か」というところに大きな違いがある、と整理していたんだけど、読めば読むほどその違いは単なる方法でしかなく、本質的な主張や問題意識は同じで、学びが深まったぜ〜〜という感じだった。
以下、特に印象に残った文章の引用
・分類には、線引きや同じか違うかの判定がついてまわるため、固定観念に足をすくわれる。〜〜分類はひとつの政治的行為であると考えて間違いないだろう。
・フェミニズム法理論家が「家庭の」問題に注目したとしても、その関心はセクシュアリティと暴力に限られている〜〜
・現存する組織的で執拗な不平等の現実を法理論は認識する必要があり、〜〜単純な平等パラダイムからの脱却を目指すべきだ
・女性は異なった状況にあっても、最終的にはその理想像に照らして裁かれているように見える〜〜
ジェンダー化された生活という概念を使って、〜〜連帯の可能性を見ることはできないだろうか。
・育てることを家族関係の核とし、性関係にかえてこの関係を中心に据えようではないか