旅するやまねこ舎 "やさしい猫" 2025年7月22日

やさしい猫
やさしい猫
中島京子
スリランカから来たクマさんが鎌倉の大仏の胎内にあるヒミツを知っていたのにビックリ🫢 全540ページほどの長編なので、暑さの夏にのんびり読もう😸✌️ …と思いきや、午後から一気に10章まで。 ようやくミユキさんとの結婚成立!…が、なんとクマさんは戸籍謄本を持ったまま品川(最寄り駅は天王洲アイル!)の入管に収容、その後茨城県の牛久へ移送されてしまう。在留特別許可を求める裁判を提訴。…こんなことがあっていいのか⁉️
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@t_yamanekosha
今日は14章まで。 クマさんが生命の危機に陥り救急車を呼んだのに、入管に入れず引き返してしまうなんて… 一方でミユキさんはストレス性難聴に。 裁判は着々と進行しているが、収容所の劣悪な環境下でクマさんの身体がもつのか…⁈
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初出は読売新聞の長期にわたる連載(2020.5.7〜2021.4.17)。多くの人々に読まれるべき作品である。 『やさしい猫』(スリランカのお話からつけられた)というタイトルからは想像できない内容だったが、在日外国人にとって平穏な日常生活がこれほど規制に満ち理不尽なものなのか具体的に知ることができた。 参院選前日の世論は差別を助長、推進するような言辞に溢れ、暗澹とする。
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