
ペンアブ
@ddd_kool966
2026年6月4日
未遂同盟
ほうき星,
海冬レイジ
読んでる
どうやらミステリ小説らしいという情報を聞きつけ、書店で買った一冊。現在は第一章を読み終わったところ。
その第一章が結構良かった。
「他人の殺意が見える」という男子高校生が、殺人を未然に防ぐために同級生の女子に近づいていく……みたいなあらすじなのだが、第一章だけでエピソードが完結しており、なおかつその事件もひねりが効いている。
ホワイダニットに関しては純粋に意表を突かれた。見事だと思う。
惜しむらくはライトノベル的な軽さに意識を割きすぎている部分と、主人公のキャラがあんまし魅力的でないことが難点なのだが、第一章のヒロインは割とアリだと思う。
恐らく章ごとにそれぞれヒロインが分けられているこの作品。
第一章のヒロインは月出里笑猫(すだち・エマ)という。表紙でど真ん中に描かれている可愛らしい女の子なのだが、なんとこのキャラ、口癖が「うんち」なのである。
主人公に対して事あるごとに「理解力うんちね」「国語力うんちなの?」と反応に困る語彙で罵倒してくる。
最初は戸惑ったものの、読み進めていくと「案外可愛いかもな……」という印象に落ち着いた。
本当に可愛いのか?と疑われた方は、ぜひ本書を手に取って確かめてみてほしい。


