イネイネ "犬も食わない" 2026年6月4日

犬も食わない
犬も食わない
千早茜,
尾崎世界観
秘書課に勤めるせっかちで気の強いOLと、無口なブルーカラーの男の恋愛模様をリレー小説の形式で綴る一冊。 私には女性である福の側より、寧ろ大輔に感情移入してしまう部分があった。頭の中では「こういう言葉をかけてあげたらいいんじゃないか」「こうしたら喜んでもらえるんじゃないか」とあれこれ考えるのに、口を突いて出るのは素っ気ない響きだったりして。 しかし…嫌な経験をさせられた相手のことは可能ならば決して出会さない目に入らないように工夫して暮らすようにしているので、恋愛小説にありがちな「出会いは最悪だったのに!」という展開には決して共感できるところはなく、そこだけが残念だった。最悪な出会いから始まる恋愛は得てして最悪な終わり方をするものだというのに。そういうのが楽しいんだろうか?ちょっと分からない。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved