
紫香楽
@sgrk
2026年6月5日
ハイパーたいくつ
松田いりの
読み終わった
小説ジャンルとしては超現実系だと思うのだが、文体と主人公の特性、環境、状況があまりにもADHD/ASDすぎて他人ごととは思えなかった。
脳内多動としか形容のできない畳み掛けるような文章、常に付きまとう具合の悪さや朦朧とした感覚、異常な域の凡ミス、繰り返しまくる異常な度合いの遅刻、仕事のできなさから来る会社の人間との折り合いの悪さ、買い物依存による収入に見合わぬ量と値段の買い物、どれもすべてADHDの特徴だし身に覚えがありすぎる。
ストラテラを飲む前の私と言って差し支えない。ADHDの生活と脳内はほとんどこれが現実で、こういう思考や映像が一生脳内を渦巻いている。
私自身は服薬を始めてから脳内多動がおさまり生活も立て直しつつある(と言っても仕事は服薬したところでできていない)が、懐かしい気持ちになった。
特に笑える要素なかった。世的には笑えるらしいのでつらいですね。

