
かぼす
@honyomujo
2025年4月26日

(005)音 (百年文庫)
川口松太郎,
幸田文,
高浜虚子
読み終わった
借りてきた
感想
台所のおと 幸田文
苦労した夫婦がようやく幸せを掴んだのに夫が病で寝たきりに。会話が多くない夫婦にとって音が大事なコミュニケーションになっているのが印象的。水道水の流れる音、まな板を叩く音から妻の気持ちを感じ取る夫と、平静を装い続ける妻の様子が切ない。
深川の鈴 川口松太郎
作家志望の青年がすし屋の未亡人の家に下宿し深い関係になる。青年が小説で賞をとり、自分のことのように喜んだ未亡人はその後あっさりと身を引く。未亡人の心境を考えるとつらい。