碧の書架 "桃源亭へようこそ 中国料理店..." 2025年3月28日

碧の書架
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@Vimy
2025年3月28日
桃源亭へようこそ 中国料理店店主・陶展文の事件簿
連作推理小説、舞台は昭和の神戸。 陳舜臣さんはたぶん歴史モノしか読んだことがなくて、こんなお話も書いてたんだーって思ったんですが、そもそもデビュー作が本作の主人公である陶展文シリーズ1作目だったのですね…! デビュー作にして乱歩賞受賞作「枯れ草の根」は長編推理だそうで、残念ながら本作には未収録。また読みたい本ができましたw 知らない本を知ることができて、本当にReadsでの出会いに感謝です。 さて、本作「桃源亭へようこそ」は、陶展文シリーズの短編6作と、シリーズとは関連のない特別収録の短編1作で構成されています。 まず事件が起こり、状況が説明され、陶展文が種明かしする謎解きのような推理小説です。さくっと読める肩の凝らない作りで、なるほど帯の古き良きはこういうことかーって思いました。私は赤川次郎さんの作品を思い出しましたw 文体や舞台もレトロなあたたかみがあり、ほっと一息という雰囲気の本でした。次は「枯れ草の根」が読みたいですw
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