

碧の書架
@Vimy
ノンフィクションと歴史が大好物📚ミステリー、オカルトも少々。心躍るのは19世紀倫敦と大航海時代(最近は大交易時代って言うの?)、サイバーパンクにスチームパンク。映像の世紀好きでなかなかのゲーマー、マンガも好きな趣味人。Readsのお陰で推し出版社という概念に辿り着いた。推しは原書房さん✨
- 2025年10月6日
- 2025年9月30日ムーア人による報告レイラ・ララミ,木原善彦読みたい
- 2025年9月27日読み終わった読了。背表紙の説明が合っていない気がします。もったいない。 「歴史のif(もし信長が本能寺で討たれたら?など)」と書いてあったので、戦国時代とか邪馬台国とかの話かと思ったら、4話全編連作の明治以降の戦史に纏わる話でした。帯に書いてある「戦地から持ち帰った曽祖父の遺品」「消えた軍艦畝傍」「地下室に消える亡霊」「禁断ノ島の謎」の方がより近いですが、本能寺にミスリードされて古代中国の壺とか神の御座す島かなぁなんて思ってたら全然違いました。 実際本文に登場するのは、WW2のフリッツXや様々な上陸作戦、本土決戦用地下施設の話や、明治時代のフランス製巡洋艦畝傍沈没の謎などです。秘密結社も少々…。 私は戦史も好きなので「ほうほう!」と楽しく読めましたが、説明文の信長とか本能寺って文字は強烈なイメージがあって多くの人が想像できてしまう為に、「思ったのと違う…」ってなってしまう人もいそう…。もったいないです。 良いと思ったのは、本文中に出てきたラボの説明で「量子コンピューターで歴史のifをシミュレートする(事を目指している)」という部分です。それができたらすごく楽しそう…延々見ちゃいそう…w 厚生労働省に軍歴資料を請求する所が丁寧に書かれていたり、実在する博物館を訪ねていたりして、自分が先祖の調査をする時のヒントにもなりそうです。 惜しいのは説明文と、キャラが弱いかな…。文庫版のラノベっぽい表紙とあまりマッチしていない気がします。あと事故死の必要はなかったような。 歴史の中でも、近現代史や軍事史がお好きな方なら楽しめるのではないでしょうか。
- 2025年9月26日昭和たばこ図鑑たばこと塩の博物館気になる欲しい私的感覚では表紙がイマイチな気がするけど、内容が面白そう。最近「金鵄」の空き箱をアンティークショップで見つけて購入した所。ゴールデンバットの変革なども載っている様子。タバコを吸ったことはありませんが、祖父や曽祖父はこれを吸っていたのかなーと思うと感慨深いです。
- 2025年9月25日
- 2025年9月24日百年の女酒井順子読み終わった積読から読了。百年を駆け抜けて読める楽しさがありました。駆け足感もあるけど、さくっと読めてテンポが良いと感じます。文体も固すぎず、たまにフフッと笑えて読みやすい。 まずは「婦人公論」ができた大正5年頃を中心に、それ以前の江戸から明治に読まれていた女大学なる本の話や「青鞜」登場時の衝撃などにページが割かれています。ここが割と濃かったので、なかなか進まなそうだぞ…と思ったら途中からはとても速く感じました。 「三従」から「婦人といえども人である」に変わったとて上から感を感じる大正の女性論に閉口していたら、戦時中は更にやばかったり。リブの過激さからの「クリスタル」「ルンルン」な軽薄化に驚いたり、平成初期が昨日のことのように感じたり。 政治の話も多く登場する本書、近年の部分では小泉政権や安倍政権、高市早苗氏などの女性議員も出て来ます。 参政権のない時代から100年、日本に女性首相は現れるんだろうか、なんて、一段と関心を持ってニュースを見られるようになりました。
- 2025年9月20日ルワンダトマ・ズリビ読みたい欲しいルワンダ虐殺の「その後」に迫る、フランスのノンフィクション・グラフィック・ノベル、との事で、日本語で読める事が珍しいタイプの本な気がします。 これはバンドデシネではないのかな?カラーでコマ割りしてある絵のようなんだけど。
- 2025年9月20日空想世界をつくる理科の教科書榎本事務所,榎本海月,榎本秋気になる読みたい空想世界を作らなくても、空想科学読本を読んだ時みたいな面白さがありそう。 少し前に某ファンタジー小説を読んだ時、唐突に「ガレオン」が出て来て、アラビア風な国の内海で避難民を乗せるための船なのに、ガレーでもジーベックでもなくて何でガレオンなのかな、四角帆じゃなかったっけ混合だっけか吃水はどのくらいなんだろうって気になって入り込めなくなっちゃった事があり、こういう設定ってほんと大事だよなーって思うんです。この間「モンスター解体図鑑」見た時も思ったんですけどね。ガレオンじゃなくてただ帆船って書いてくれてればなー。
- 2025年9月20日危険な言語ウルリッヒ・リンス,佐々木照央,吉田奈緒子,相川拓也,石川尚志,臼井裕之読みたい欲しい面白そうと思ってここで検索したら、1975年に岩波新書から同タイトルの本が出てるみたい。内容が同じなのかどうか国書刊行会のサイトを見てみたけど分からなかった。ただ、「エスペラント史の最重要文献」って書いてある事から推測すると、同じ本+αなのかなと思う。
- 2025年9月18日
- 2025年9月16日
- 2025年9月16日
- 2025年9月14日
- 2025年9月12日
- 2025年9月11日
- 2025年9月11日名探偵の生まれる夜 大正謎百景青柳碧人読み終わった文庫化待ち読了。パズルのピースを組み合わせたように、史実の登場人物や出来事がぴたっとハマって短編になっています。著者の知識と構成力がすごい。全体的に、洒脱でライト、読みやすくオシャレな雰囲気を感じます。 ストーリーにはちゃんと謎が隠されており、ここが繋がったのかー、とか、あーこれがそうだったのねー、って楽しめます。ハチ公はちょっとかわいそうだったかな。それぞれの話のページ数が違い、芥川龍之介はわずか10Pほど。しかしこの短さで、確かに芥川っぽいと感じます。 「遠野はまだ朝もやの中」では柳田国男と南方熊楠と宮沢賢治がおしゃべりしています。この3人って会ったことあるの?!って所がすでに面白いですね。うまく構成しています。 そして宮沢賢治がちゃんと方言を喋っているのもとても良い。遠野物語は「むかしあったずもな」で始まらないとね! 松下幸之助が出て来たのは小説としては珍しいように感じました。このエピソードは本当にあるの?ってまた思いました。大正時代、まだまだ知らない事だらけで夢がありますねw
- 2025年9月11日地雷グリコ (角川書店単行本)青崎有吾読み終わった文庫化待ち以前から気になっていた地雷グリコ読了。面白かったー! アンデッドガールマーダーファルスのオールスターコテコテ厨二感、ガス灯野良犬探偵団の性格悪いキャラ立ち、そして恋澤姉妹の世界観と衝撃を裏切らない、安定の面白さ。 高校生同士が真剣かつ理性的に、坊主めくりやだるまさんがころんだで勝負するお話です。少々追加ルールがあって、イカサマもありの超精神戦、頭脳プレイ。 私は特に、キャラの良さを感じますねー。最後の方で頻繁に語り手の「私」が入れ替わる文章なのも興味深い。 キラキラした青春では全くないけど、こんなコテコテした高校生活過ごしたかったなぁw
- 2025年9月10日モンスター解体図鑑 討伐・解体・調理まで!? 完全図解マニュアル伊藤慎吾,緑川美帆気になるこういうの真剣に考えますよね。過去にRPGツクールやってた時とか、小説書こうと思った時とか。むしろこういう部分が気になっちゃって話が進まない。
- 2025年9月10日ドキュメント・クマから逃げのびた人々三才ブックス読みたい欲しいクマ本。山岳遭難のドキュメントも関心があって読むのだけど、山は私が行かなければ来ない。しかしクマは私が家にいても近付いてくる。畑も学校にも出現し、職場の目の前の道も走ってる。怖い生き物だと正しく理解していたい。
- 2025年9月4日
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