
ルリオ
@rulio
2026年6月7日
レポートの組み立て方
木下是雄
読み終わった
今後、レポート作成の必要がありそうである為、読みました。学生時代に購入しましたが、読まずに長い間寝かせてしまっていました。
本書は木下先生の読書への愛情もこもっているもののように感じました。文系学生や社会人に向けたレポート作成方法についての内容ですが、おそらく飽きさせないための工夫として、日本と海外のレトリック教育•構文方法の違いやチャーチルの引用なども書かれており、読み物としても興味深さを感じる箇所がありました。
部分としては少ないですが、文章がきつく感じられる所もありましたが、読み進めていくと私は木下先生に好感を抱いていきました。木下先生は理系出身でありながらも、わかりやすい文章を書くために多くの勉強•配慮されている様子が伝わってきます。
私が嬉しさを感じた部分は、意訳となりますが「文章も人の才能も多くの側面をそれぞれのものさしで測るもの」という箇所でした。教職をとる人間のなかでどのくらいの割合の人がこのことを理解されているのでしょうか。
私は学生時代のレポートの評価に一切のコメントもなく最低評価をつけられた経験があり、改善のためのコメントもないなんて何を教えて金銭を得ている人なのだろうと疑問に感じました。木下先生のレポートの評価基準も記載されていますが、これだけ勉強されている方が多面的に評価してくださっているのであれば低評価をつけられても文句のつけようがないと感じました。本当に何のコメントもつけない人たちが私が認めるほど勉強家なのかは疑問ですが。
今後レポート作成するときは本書を振り返りながら当たりたいと思いました。私としては読み切るのはやや努力が要りましたが、読んで良かったです。

