

ルリオ
@rulio
こんにちは。ルリオと申します。見聞を広めたいと思っております!宜しくお願い申し上げます。
- 2026年9月14日
- 2026年9月8日
赤と青とエスキース青山美智子読み終わった今まで読んだ青山先生の作品の中で一番好みでした。 どうしてかはネタバレになりそうなので書きません! 「鎌倉うずまき案内所」が関わっているのは嬉しかったです。 「木曜日にはココアを」にも関わってないか?というのは考えすぎというか間違いでしょうか、、、。 - 2026年9月8日
- 2026年9月4日
わたしを庇わないで石田夏穂読み終わった中編を三篇収録しています。 「世紀の善人」が当たりレベルで面白かったです。 皮肉というか、毒があるので万人には勧め辛いかもしれません。 「世紀の善人」は前半のハラスメント描写がストレスに感じると思いますが、最後まで読んで欲しいです。 また、どの作品も最後の文章の意味を考えることが読書や自分なりに意味づけして考える楽しさをくれていると思いました。 - 2026年8月27日
- 2026年8月24日
読み終わったアウレリウスの強さをよりわかりやすく感じられる。 「自省録」を岸見一郎氏の解説で読み解いた一冊。 格言が時代背景、アウレリウスの状況とともに解説されるため、内容を理解しやすい。岸見氏の解説のため、「嫌われる勇気」と内容がリンクしている。アウレリウスが苦境に立たされながらも内省を続けた様子がより頭に入りやすい。 「先に引いた『それは不幸ではない。むしろ、それを気高く耐えることが幸福である』(四•四九)という一文は、まさにアウレリウスの人間に対する信頼に裏付けられた言葉なのだと思います。」(98ページより引用) 自分で情け無いと思ったのは、自省録の解釈を誰かに委ねてしまったことだ。「自省録」は自分で解釈を考えたり、批判的に考えることで価値のある本ではないかと本書を読んでいる途中から感じた。あくまで本書は岸見氏のフィルターを通しているのである。自分で一文一文に向き合いながら、「自省録」を再読したい。わかりやすく「自省録」に触れてみたいという方には、ページ数もさほど多くなく、背景の解説もわかりやすいため、おすすめできると感じた。 - 2026年8月22日
その本はヨシタケ・シンスケ,又吉直樹読み終わった「その本は」...。自分で意味づけしていく楽しさをくれる。 老衰した王様は二人の男に、世界中を周って珍しい本の話を集めさせる。旅から戻った二人の男は、一晩毎に交代し、王様に珍しい本の話を聞かせる。 「その本は」という言葉から始まるショートショート(?)集である。一晩毎にヨシタケ先生と又吉先生の作品が交互に記載される。不思議な話からメッセージ性のある話まで、「その本」という言葉を起点に語られる。 「どんな人も、自分自身を救うことはできない。できるのは、自分以外の誰かを救うことだけなのだ。だからこそ、誰かを救う努力をしなければいけないのだ。他の誰かに、自分を、救ってもらうために。」(73ページより引用) 「だがこの物語はまだ完結していない。僕たちが生きている限り、いやたとえこの地上から僕たちがいなくなったとしても終わることはない。」(118ページより引用) その本は、読者がその物語を自分で意味づけするための余白を残している。それって鳥かなんかじゃない?など楽しく推測しながら読める箇所もあれば、本というもののメッセージ性を感じずにはいられない箇所もある。作家が本を書くことで誰かに何かしら感じてもらうことへの期待を持っていると文面からも構成からも、ひしひしと感じ取れる。読書という体験の尊さを教えてくれる。 —- 当たりでした。私事ながら、精神的に参っている状況でも読めました。行間も詰まっていなくて、一編が短いため、かなり読みやすかったです。不思議な話が多い中で、青春的な話があるのですが、青春や恋愛要素があまり得意でない私でも興味深く読めました。ヨシタケ先生や又吉先生の他の作品が好きな人は読んだ方が良さそうです。素敵な読書体験をさせてくださいました。 - 2026年8月16日
medium 霊媒探偵城塚翡翠相沢沙呼読み終わった霊媒の城塚翡翠と推理小説作家の香月がタッグを組んで事件解決に取り組んでいく。城塚の霊視からヒントを得て、香月が犯人逮捕に繋がるロジックを組み立ていく。 全4章で構成されている。個人的には3章後半より興味を惹く内容となっていき読み通した。私が後悔したため記載するが、本書は極力、始めから最後まで短期間で読むことを推奨する。文庫版で450ページを越える量だが、読みやすい部類に入ると感じた。丁寧で綺麗な文章を好む方には一部嫌悪感を感じる箇所があるかもしれない。うまく言葉にできないが、終盤が合わなかったのか、読後感としては私はあまりすっきりしなかった。タイトルやあらすじから、オカルトとかファンタジーだろうと敬遠してる方はもったいないかもしれない。 - 2026年8月10日
幸せになる勇気古賀史健,岸見一郎読み終わった「嫌われる勇気」の先 「『わたし』の価値を自らが決定すること。これを『自立』と呼びます。」(152ページより引用) 教育、愛が大きなテーマと感じた。尊敬、信頼の大切さが繰り返し説かれる。そして最終的に共同体感覚へ結びつく。前作の内容から発展されている。本当の意味での自立など深掘りされている。愛というテーマについても、恋愛や結婚に踏み込めない事象について論じられている。 前作は一歩を踏み出す勇気の重要性について語られたが、今作は更に歩み続けることの難しさや大切さを訴えている。今を真摯に歩み続けることで様々な答えを自ら導き出していきたい。 - 2026年7月31日
読み終わった一カ月後に隕石が衝突し人類のほとんどが滅ぶと報道され、日本は世紀末の状態となる。いじめを受けている友樹は想い人の藤森の東京遠征に、彼女を守るため陰ながら付いていく。章毎に主人公が切り替わりながら物語が進んでいく。 「けれどそれは善悪ではなく、自分が許せるか許せないか、自分の気持ちや正義に添うか添わないかだけの判断で公正とはほど遠い」(210ページより引用) 状況が世紀末のため犯罪描写が多い。登場人物にさっぱりした性格の人物が多いからか、物語はテンポよく進む。登場人物たちがそれぞれ生きることの意味を見つけていく様子が歯切れよく描かれている。友樹の母はツッコミが笑えるし、大切なものも一貫していて好感が持てた。 - 2026年7月30日
ピーティベン・マイケルセン,Ben Mikaelsen,千葉茂樹読み終わったピーティが教えてくれるたくさんのこと 脳性麻痺を持って生まれたピーティの一生が描かれる。 本書は二部構成となっており、第一部はピーティが知的障害者ではないと気づいた人たちと交流を深め、別れていく描写が繰り返され、喜びも悲しみもあったピーティの半生が描かれる。中には不当に解雇されてしまう人物も出てくるため、読み心地としてはやや重い。 『自分の人生を、信じられないほどの感謝の思いで受け止めてるの。人生の大半はつらいことばかりだったのにね』(179ページより引用) 第二部はトレバー少年が登場し物語が展開していく。少し気が短くも、心優しく、ピーティのために奔走するトレバー少年は痛快で、二人の行く先を気にせずにはいられなかった。第二部に差し掛かるとページを捲る手が止まらなかった。第一部での多くの悲しみも第二部で回収されるため諦めずに読んでいただきたい。たくさんの別れを経験しながらも、大きな大切なものをピーティが得られたことは明白である。それはまた、ピーティの周りの人物たち、とりわけトレバーもまた同様だ。 脳性麻痺に対する誤解を解くには本書はとても良いと思った。大切なことは内面にあることがよくわかる一冊である。 — 当たり。鎌倉のブックカフェにて、私の身の上を伝えたところ、「それならこの本」と強めに店主様よりおすすめいただきました。この本を読んでいたら、脳性麻痺の方との関わりも、もっと変わっていたのではないかと思いました。教訓も去ることながら、第二部の展開の引きも強くて、楽しく、涙腺にも来ながら読ませていただきました。 - 2026年7月29日
嫌われる勇気古賀史健,岸見一郎読み終わった「存在のレベルで考えるなら、われわれは『ここに存在している』というだけで、すでに他者の役に立っているのだし、価値がある。これは疑いようのない事実です。」(209ページより引用) 私は単純で影響されやすいのかもしれないが、書かれている大半のことに納得してしまった。自己中心的、承認欲求のあたりなど、耳に痛く感じる部分も多々あった。その指摘はきっとその通りなのだろう。 引用した文を説得力をもって伝えてくれていることが本書を読んだ価値があったと私は考える。「ありのままでいるだけで良い」といった旨の文言はしばしばあるが、ある程度理論立てて説明することはあまりないと思う。引用した文のある章を読んで、私は自己受容でき、他者の存在自体にも価値があるのだと考えられるようになった。考え方のごく一部かもしれないが、変わったかもしれない体験を与えてくれた。 - 2026年7月28日
老人と海アーネスト・ヘミングウェイ,高見浩読み終わった*個人の感想です。私が稚拙なのです。 本書の価値を否定する意図はありません。 悪口多いので注意です。 老人にどれだけ関心を寄せられるか 漁師の老人が大物のカジキを悪戦苦闘の末に得るが、遠くの沖まで出てしまい、港に引き返す間にカジキをサメに何度も襲われる。カジキをサメにほとんど食べられながらもなんとか帰港する。 もう読み返したくないので引用は省略する。 私は本書を読むことがしんどかった。カジキとの闘いが長く、昔に一度積読した。サメが何度も襲ってくるくだりはしつこくて読むのをやめかけた。老人がそれだけ苦労したという表現だろう。私にとっては老人の苦労に感情移入できないほど物語のテンポの遅さ、展開のくどさが受け付けなかった。本文が文庫150ページ程度とは思えないほど長く感じた。解説についてはヘミングウェイの不倫の話に呆れた。受け付けなかった。終いには翻訳ノートである。時代背景に沿ったアメリカの野球の状況の解説が数ページ続く。もうそこまで関心を寄せられなかった。そこの解説はもうストレスで読まなかった。興味ない話を一方的に聞かされているときの苦痛を思い出す。表紙の絵はきれいだと思う。 - 2026年7月26日
読み終わったサスペンスとミステリーだが雰囲気を感じ取る感性があるとより楽しめるだろう。 表題作と「優子」の二篇収録。表題作は九歳の少女である弥生が殺害した五月という少女の死体を隠すため、兄の健との数日が描かれる。 「優子」は、鳥越家に住み込みで家政婦として働く清音は鳥越家の主人である雅義の妻を見たことがない状況が続くが、という話だ。 私は表題作については展開のくどさを感じ、あまりのめり込むような読書はできなかった。緊張を頻回にかつ、夏の雰囲気を味わいたい場合は好意的に感じられる作品なのかもしれない。語り手の設定はきっと珍しいものである。 個人的には「優子」の方が楽しめた。しかしあまりハードルを上げたくはない。 個人的には乙一先生の作品ならGOTHや失はれる物語の方をおすすめしたい。 - 2026年7月23日
楽園夕木春央読み終わった(極力ネタバレしません) 罪とは考えさせられる 両親の知人の土地を使用していた海原が失踪する。失踪した海原の行方をつきとめるため、康之は交際相手の沙織と件の土地へ赴く。その土地には6人の住人が居て、康之と沙織は誰か1人を殺害しなければその土地から脱出できない状況となる。 冒頭の聖書の引用から、また始まってしまったという気持ちにさせられる。非日常的な状況での心理描写が濃厚に感じた。主人公の康之への感情移入度合いが高い。 「この『楽園』で犯すことのできる罪は限られている。担保となりうる重罪といったら、一種類しかない。」(90ページより引用) 罪の意識というものにフォーカスされた印象があり、大胆ながらも不自然に感じることなく描かれている。読了後は夕木先生の思惑通りであろう気分になった。「タイタンの妖女」は知らなかったため、あらすじを調べた。勘の良い人は読む前や途中で調べると展開の予想がつくのだろうか。個人的には本書を読了後に調べるのが良いかもしれないと考える。読後の感想を読了した誰かと共有したいと思った。 —- 人生で初めて発売を楽しみにして、発売日に購入した小説となりました。私にはややヘビーでした。言葉にできません。 - 2026年7月21日
楽園夕木春央気になる - 2026年7月21日
十戒夕木春央読み終わった神とは誰なのか。 主人公の里英の事故で亡くなった伯父が遺した孤島にリゾート開発計画が持ち上がる。事前視察のため孤島に訪れた業者や友人や里英と里英の父の9人だが、島内に大量の爆弾があることが判明する。そのうち1人が殺害され、犯人から犯人探しを禁じるルールが提示される。 「今、この島は紛れもなくディストピアと化している。小説家に書かれているような、ある思想のもとに綿密に計算されて築き上げられたディストピアではなく、爆弾という単純な機構を使って造られた、即席ディストピアである。」(246ページより引用) 結末を知った後はミステリーとは少し違う目線でもう一周は読めそう。「方舟」のときもそうだったが後半からはぶっ通しで読んでしまって3時間以上経っていた。正直、比べてしまうと「方舟」の方が面白かったかなーと思っていたら最後の1ページで声が出た。犯人を神と考えると、嫌なのか興味を惹かれるのか嬉しさなのか、私はよくわからない気持ちになる。私は「方舟」の読了後と同様、なぜか落ち着かなくなっている。近日発売されるらしい「楽園」も読まなきゃいけなくなった。 いきなり「十戒」を読む前に、面白いので「方舟」を先に読んでいただきたい。 - 2026年7月18日
十戒夕木春央気になる - 2026年7月17日
本を読んだことがない32歳がはじめて本を読むかまど,みくのしん読み終わった一緒に読書してくれる人がこの本には居る オモコロブロス編集長、ライターである、かまど氏が、タイトル通りの状態のみくのしん氏(ライターであり、今やオモコロ編集長)と短編小説を読んでいく一冊である。文毎にみくのしん氏とかまど氏のやりとりや反応が記される。 「『気の毒だが正義のためだ!』と みく:メロスの決めゼリフだ! 猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、 みく:うおぉおおおおお‼︎ 残る者のひるむ隙に、さっさと走って峠を下った。 みく:面白すぎるだろ‼︎」(63~64ページより引用) 面白系メディアに携わるお二人なだけあって、声に出して笑える文章が豊富にある。読書といえば一人静かにするものというイメージだが、本書はみくのしん氏やかまど氏と笑い合いながら読書するような特殊な体験をさせてくれる。また、読書慣れしていないからか、みくのしん氏の指摘は新鮮である。登場人物に感情移入しきった状況の分析や感想たちにはハッとさせられるような気づきを与えられる。個人的には、いつも明るいキャラクターで印象的な みくのしん氏のあとがきに少し苦しくも、彼が かまど氏をはじめとした人々に愛される理由を感じた。また改めて、みくのしん氏と かまど氏の互いをリスペクトした関係性がひしひしと伝わる。この本がくれる体験を味わう気持ちで読んで欲しい一冊だ。 —- 当たりでした。お世辞じゃなく本当です。 随所に入るツッコミに本当に笑いながら読みました。雨穴氏の「本棚」を読むところは私の好きなものがあり、みくのしんさんと一緒に驚きました。独りで読書することに悲観的になったときには次作も読んでみようと思います。 葉鳥様、ありがとうございました! - 2026年7月16日
方舟夕木春央読み終わった(極力ネタバレしません。) 終盤から最後にかけて、読み手は時間を忘れて夢中になるだろう。 主人公の柊一は大学時代のサークル仲間5人と従兄弟の翔太郎と見に行った地下建築に、見知らぬ3人家族と閉じ込められてしまう。一人が犠牲にならないと地下建築を脱出できない状況となる。極限状況の中で、サークル仲間の一人が殺害されてしまう。犯人を見つけ出し、脱出のための一人の犠牲としようと推理が始まる。 デスゲームのような状況とミステリーが溶け合うように合致している。自分がこの状況ならどうかと考えると客観的に読むことは難しいだろう。 「誰か一人を生贄にしなければ、この『方舟』から脱出することはできない。誰が生贄になるのか?それはもちろん、殺人を犯した人物であるべきだ。」(93ページ) 終盤の謎解きは引き込まれてページを捲る手が止まらなかった。主人公は探偵役の翔太郎ではなく、柊一でなければならなかった点も本書がただのミステリーではない要素を感じる。犯人についても人間的な部分と徹底した狡猾さが印象深く対照的に描かれており魅力的である。読者はとことん騙されるような体験をするだろう。 --- 大当たりでした。暗そうなテーマかつ文庫にしては400ページほどあるので苦手かもなぁと読む前は思っていましたが、読後は読んで良かったとソワソワしております。えー!と声を出し驚きながら終盤は読んでいました。非常に面白かったです! 休符様ありがとうございました! 落ち着くためにビール飲みます。
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