
はにこ
@honey
2025年3月23日

いもうとなんかいらない
ロイス・ダンカン,
小宮由,
平澤朋子
読み終わった
借りてきた
私には妹がいないから、妹がいるっていうのはどんな気持ちなのか知りたくて借りました。
別れを経験してからスザンヌのできることがくっきりと見えるようになったことが印象的。
大切な人や物を「失うかもしれない」という恐怖・悲しみ・絶望に出会うのは、その存在を愛していくには必要不可欠かも。それが擬似的な喪失だったなら超ラッキーだよね、その瞬間から関わり方を変えられる。取り返しがつかないケースが泣くほどたくさんある訳だから…
何かにつけて大切な人を大切にしなきゃ!と思うんだけど、当たり前にいつも一緒にいる人にはどうしてもその気持ちが持続せず目に見える不満ばっかりぶつけてしまう。ないものねだり。
私にとっての「スザンヌ」はたくさんいるし、ある。存在してくれていることに感謝していかなければ、とハッとしたお話でした。
