私には妹がいないから、妹がいるっていうのはどんな気持ちなのか知りたくて借りました。 別れを経験してからスザンヌのできることがくっきりと見えるようになったことが印象的。 大切な人や物を「失うかもしれない」という恐怖・悲しみ・絶望に出会うのは、その存在を愛していくには必要不可欠かも。それが擬似的な喪失だったなら超ラッキーだよね、その瞬間から関わり方を変えられる。取り返しがつかないケースが泣くほどたくさんある訳だから… 何かにつけて大切な人を大切にしなきゃ！と思うんだけど、当たり前にいつも一緒にいる人にはどうしてもその気持ちが持続せず目に見える不満ばっかりぶつけてしまう。ないものねだり。 私にとっての「スザンヌ」はたくさんいるし、ある。存在してくれていることに感謝していかなければ、とハッとしたお話でした。

たくさんのアイデアとやる気をいただきました！ いいな♫・なるほど！と思えて実現できそうな部分からまずやってみようかなと思います。 普段見えない隠れた場所であっても収納グッズの色を統一すべきっていうのは、分かってたようで全然分かってなかった…片付けるのは自分たちだもんね。視覚的にごちゃごちゃしてると気持ちも散らかってしまう。 そしてやり方とかノウハウもそうなんだけど、整った部屋の写真を見るのが1番インパクトが強くて効いた( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

付箋だらけで大変なことになった。 あらすじだけでも感情を揺さぶられるものばっかり。読み進めていくうちに、この作者さんが勧める本なら…という信頼感も芽生えてきた。 この世には数え切れないほどの本が存在しているってこと思い知らされる。死ぬまで読んでみたい本があり続けることは幸せなことだと思う。 読んだことがあるのにタイトル以外をほぼすべて忘れている本がたくさん。この本にセレクトされる本をかつて読んでいた自分を褒めつつ、もう一度読み直すきっかけができて嬉しい。 戦争や災害を題材にしたノンフィクションの本は、あらすじを読むだけでも目を背けたくなる・涙が出てくるものばかりで、辛くて悲しくて恐ろしくて今の私にはとても読めない、と思うものがたくさんあった。その中でも読んでみようと思えたものは勇気を出して読んでみる。 大満足の情報量で、私の久々の読書を応援してもらえました。

短歌っていいな、とシンプルに思った。短歌の本、探して読んでみよう。 文字数と表現って反比例する場合もあるんだな。限られた文字と音で歌を詠むからこそ、読者が受け止めやすくなるんだな。 何よりテンポのいい日本語って読むだけで気分がいい。 本編の後のご本人のあとがきや、ご両親や関係者が書いたページはなんとも切なく無念な気持ちで読みました。もうお会いできない方の生前見ていた景色を、本を通して読めるのってほんとうにすごい。