
REIRI
@q0b
2026年6月8日
やわらかく、考える。
外山滋比古
読み終わった
著者の過去の作品から選抜され集約された形式の一冊。
心に残った一節ベスト3
001 Live my life
人生は長い目で見る
スタートがうまく切れなかったことで悲観することはない。人生はマラソンみたいなもの。いくらスタートがよくても、本当の力がなければ、たちまち遅れる。折り返し地点あたりへ来ると、ようやく実力がものを言うようになる。スタートでレースを占うのは誤っている。- 「傷のあるリンゴ」
011 Open-minded
罪悪感の中で盗み読む
読書の愉しみは、ありあまる時間をもてあまして読む本からではなく、忙しくて忙しくて、することが山ほどあるが、それを放り出して、こっそり、いくらかの罪の意識をもって盗み読む本から、最も鋭く感じられるらしいことはうすうす気がついている。- 「ことばの教養」
010 Inspiration
ムダを目の敵にしない
芸術はムダの中から生れるぜいたくな花である。
ムダはいけないものという考えがあるから、とかく道徳とか政治とかが干渉して問題を混乱させる。
ムダが文化であることを、もう一度見なおすべきであろう。- 「日本語の個性」
その他、
他人の手を借りる
日本ならではの価値に気づく
足もとの根のある花を咲かせる
も、印象に残った。また何年後かに読み直したら、感じ方の変化を楽しめそう。
