Haruhito "読書について" 2026年6月7日

読書について
読書について
ショーペンハウアー,
鈴木芳子
『本を読むことは、自分の頭でなく、他人の頭で考えることであり、反芻し、じっくり考えたことだけ価値がある』 「確かに!」と納得させられ、襟を正される。だが、わかっていてもなかなか難しい。実際は、できたりできなかったりの繰り返しだ。この本に書かれていることを折に触れて思い出し、「考えること」を習慣化しなければならない。それは「読書」とはまた違う能力を求められることでもある。やはり「考えること」は「書くこと」だろうか。Readsに感想を書かないといけないと思いつつ、いつもめんどくさいんだよな。 以下、印象に残った文。 『本から読み取った他人の考えは、他人様の食べのこし、見知らぬ客人の脱ぎ捨てた古着のようなものだ。私たち自身の内部からあふれ出る考えを、いわば咲き誇る春の花とすれば、本から読み取った他人の考えは、化石に痕をとどめる太古の植物のようなものだ』 『思想の価値を決めるのは、素材か、表現形式だ。素材とは「何について考えたのか」であり、表現形式とはどう素材に手を加えたのか、「どう考えたのか」だ。素材の独自性は客体、モノにあるので、著者がだれであっても、本自体が重要なものになる。これに対して表現形式、すなわち「どう考えたのか」の場合には、独自性は主体、ヒトにある』 『真の理解とは、結局、自分と対象との関係性を把握することだ」「比喩は認識の強力な推進力となる』
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