あまみづ。
@amamizu
2026年6月10日
あおのたつき(19)
安達智
読み終わった
やっぱりこの人の描く餓鬼、別にマイルドにされてない正統派なのにどこか愛嬌があるというか可愛らしいんだよな。わだかまりの内容もコミカルというか。まあ本人からしたら深刻だろうけど。
後半のかしくという遊女。こういう病的でとても続かないような売り方する女は、短期的には売れるけど近いうちに破滅するだろうし、客がだんだん店全体として他の女にも同じような接客を求めるようになる点では店としても長期的に損だから、楼主がさっさと改善するべきなのに金のなる木扱いとは……
やっぱり遣手婆はそこらへんはわかってる。現場に立ってた人間がいることの重要性ってそこだよね。
小晒姐さんは経験者だけど楼主の傀儡でそこら辺はわかってないのか、わかった上でかしくが面倒だから気にしないようにしてるのか……
まあ自分の売上に必死なのに禿付けられて、禿の生活費金も教育も姐さんである自分が世話して、禿の失態で自分まで損するとかそりゃしんどいし嫌だろうけども……
けど楼主ならまだしも一遊女が遊女の体に傷をつけるような折檻したらまずいだろ。売れっ子だから見逃されたか、時間外の客取ったりちょっと荒れてる店っぽいし顔や髪が無事なら体は多少怪我させられてもお前が悪かったんだから服でうまいこと隠せ、それも手練手管ってスタンスなのかな。
楽丸が心の鍵をこじ開ける以外の払い方を、本人の意思を待つことを覚えたようでよかった。