
青山
@aoyama912
2026年6月11日
怪物のゆりかご
遠坂八重
読み終わった
面白かった
2026年6月読了本
『ドールハウスの惨劇』に続くシリーズ。
ドールハウスの惨劇は本の半分まで事件が起こらず、虐待描写が続いてなかなか辛かったが、こちらでは早々から事件が起こるスピード導入。
とある人物から麗一への見下す視線を、蓮司だけが気づかなかったこと、そしてそれを麗一から聞いて、気づかなかったことに罪悪感を感じているところがぐっときた。
そういう視線で見られたことがない人間には、気づくことができない。
蓮司と母の
「俺は人の悪意に鈍感すぎるから、その悪意に苦しむ人の気持ちに気づくことができない」
「気づかないでいてくれるほうが、救われる人もいるでしょう」
という会話がとても印象に残った。
人は、自分から見えている部分が全てではない。
そんな感想を抱いた読後。
面白かった。

