
さーどにくす
@0q4l_s5r
2026年6月11日
ロマンシエ
原田マハ
読み終わった
途中途中すごく素敵で涙が出そうな部分もあったけど、全体的にはちょっと展開が好みじゃなかった。
ハルさんがミッチのような「女の子」と高瀬君をモデルにした恋愛小説を書くね、とミッチをさらっと女の子扱いしてくれたのはすっごく嬉しかった!本来はミッチのようにトランス(もちろんこちらが勝手にラベリングするものではないのだけれど)の方が、社会の期待に制限されてどちらにもなりきれず、自分のジェンダーがあやふやになってしまう事って悲しいけどよくあるような気がして。自分自身も少なからず当てはまる所が多大にあったのでそこは共感。
高瀬君と結ばれないのは分かってたけど、個人的にはミッチとハルさんはソウルメイトって感じで恋愛的な関係にはならないでほしかったなあ。なるにしてもプラトニックで。ちょっと転向早すぎない?
そして、楽園のカンヴァスでも思ったけれど原田先生はほんっとうに現実と小説の境目を混ぜるのが上手いね……。実際に展示とかやってたの最高すぎるでしょ、ファンならマジで感動&興奮でしかない😭
ただ主人公の子がいかにもstereotypicalなゲイ/オネエ、なのと、最終的にはハルさんと……なのがちょっと。
もちろんstereotypicalなゲイを書いちゃダメ、って訳じゃないけどクィア文学の作者でもない方が初めてクィア的テーマを扱う時に選ぶ主人公がstereotypicalなものだと、ちょっと首を傾げてしまう。すごく有名な作者さんだからなおさら、偏見を助長することになってしまわないかという杞憂勢になっちゃうよ〜……。