
こもる
@lost
2026年6月13日
ジョナサンと宇宙クジラ
ロバート・Fヤング,
ロバート・F.ヤング,
Robert F.Young,
伊藤典夫,
網中いづる
読み終わった
タイトルに惹かれて購入した。新装版のほう。「宇宙クジラ」はあまりに魅力的な言葉の組み合わせ。
登場人物、情けない男ばっかりだった気がする。
それと同時に、印象に残るセリフの多い作品だった。
ジャングル・ドクターがお気に入り。
「ここでは医師が病人のもとに行くのではなく、病人が医師のところに行ねばならないのだ」という主人公の気づきが新鮮に感じられて、確かによく考えたらそれって不思議だなぁと思った。
「いかなる海の洞に」の「もし何か心配しなければならないことがあるんだったら、ぼくが心配してあげるよ」という言葉に、文章を追う目の動きが思わず止まった。自分の心配ごとを、誰かにも同じ質と量で心配してもらえたら、どんなにか安心するかしらん。たとえ心配ごとが解決しなくても。
彼は精一杯彼女を大切にしたと思う。
