

こもる
@lost
なんでも読みます。
と言いつつテーマに偏りがあります。
- 2026年8月23日
- 2026年8月22日
- 2026年8月2日
- 2026年8月1日
護られなかった者たちへ中山七里読み終わった読んだ……つらい……。 宝島社文庫の表紙のイラストだけで涙が出てくる。 素晴らしい表紙だ……。 これがフィクションで良かったという気持ちが、一部は現実に起こりうるんだという事実にぶち当たって敗れる。 けいさんが残した言葉も、言葉を残す光景も、全部が悲しい。 - 2026年7月28日
- 2026年7月26日
悪童物語ルウドウィヒ・トオマ,実吉捷郎読み終わった10年近く前に購入して、本棚の奥に入れておいたのを発掘した。 この、悪戯をしては周囲の人の悲しませ、その様子を見て「もう二度とやらない」と決心するのにまた悪戯をする感じ、とても既視感があるけど思い出せない。 トム・ソーヤーかもしれないけど、それを読んだのもずっと昔だからわからない。 というわけで『トム・ソーヤーの冒険』を近いうちに読み直したいな。 せっかくルウドウィヒが信心深い心持ちになっていたのに、周囲の大人の発言がそんな気持ちを吹き飛ばしてしまう、という話があった。 少年は、大人の話をよく聞いているし、よく理解している。そこに含まれる悪意もちゃんと分かっている。迂闊な発言をして、少年が良くなろうとしている気持ちを台無しにしてはいけないな。彼らが心の成長途中にいることを、意識しておかないといけない。 - 2026年7月26日
ライオンのおやつ小川糸読み終わった劇的に何かが悲しいとかつらいとか、同情的な心持ちになるわけではないのに、終始なんでか涙が出てしまうお話だった。目が腫れぼったい。 多分、ずっと優しさとか慈しみとかで満ちた物語だったからだと思う。あと、自分の涙腺が犬のもたらしてくれる愛情に滅法弱いからかな……。 瀬戸内の景色や風が、とても心地よかった。いつかほんとうに訪れてみたい。 お粥をこしらえて、音楽を聴きながらゆっくりと過ごしたい。自分は自分のために、自分の時間を使ってもいいということを覚えておきたい。 - 2026年7月19日
白夜行東野圭吾読み終わったほとんど一気読み。この文章量と物語の密度にも関わらず、一息に読ませる技術力はとんでもないものなんだろうな。 以下ネタバレが含まれます。 美佳の事件だけは、雪穂の計画だと思いたくない……。美佳は本当に可哀想だし、雪穂の計画であってもなくても、お願いだから幸せになって欲しい。康晴嫌いになるわ。 雪穂は、桐原のことを、どう思っていたのだろうか……。記念すべき日をこんな形で台無しにして、と怒りを堪えていたのかな。それとも、人生の光を失って、やっぱり絶望していたのかな……。 - 2026年7月15日
ハーメルンの笛吹き男阿部謹也読み終わったカタカナと世界史が苦手だから読み通せるかなと心配だったけど、分かりやすい文章のおかげて最後まで読めた。 伝説の発端、変貌の過程が当時の人々の生活の実態を織り交ぜて描写されていた。 しかしこれは自分の知識不足のせいだけど、相変わらず宗教戦争の話はピンとこないから、その辺りもちゃんと知りたい。 - 2026年7月11日
- 2026年7月11日
さみしい夜にはペンを持てならの,古賀史健読み終わった日記を書くことで自分自身との対話を深める話。当時の自分と今の自分が分かり合おうとすること。 冷静に自分を分析する技術や、日記を読み物としてより一層意味のあるものにする技術がたくさん詰まっていた。 特に、愚痴や悪口を書きたくなった時過去形にすることで感情と距離をおくとか、一人称を三人称にするとか、普段自分ではやっていなかったことだから今後ぜひ試してみたい。 他には、「わかってもらおうとする」「わかろうとする」を自分との対話にも適用する話が新鮮だった。感情を書き「殴る」だけじゃダメだよなぁ。 - 2026年7月3日
鴨川ホルモー万城目学読み終わったばかばかしくて、何も考えずに読めるよってお薦めしてもらった。 確かにばかばかしかったけど、安倍の他人への距離感にすごく共感しちゃったし高村くんは良いやつすぎるし、何も考えずには読めないな! - 2026年6月30日
- 2026年6月28日
君と歩く季節の中でももろ読み終わったそれぞれの絵から季節や天気を感じる。外が雨の時の室内と、雨が上がった時のパッと明るくなった室内の対比、広々とした草原が広がっている様、草花の鮮やかさ、ぜんぶ素敵。 草原で何を考えるでもなくぼんやりと寝転がっていたいなぁ。 - 2026年6月27日
- 2026年6月21日
- 2026年6月21日
ぼくらは回収しない真門浩平読み終わった解説にもあった通り、この短編集は収録順に読むのがいい。 謎解きだけが主題ではなくて、その後に続いていく物語であるとか人物の価値観の変化であるとか、そういったものが印象に残った。 もちろん謎解きも面白かった! ミステリーであると同時に心理描写を印象づける、しかも短編で、ってすごい。 - 2026年6月20日
駐車場のねこ嶋津輝読み終わった読後感が心地よくて、安堵するというか、それぞれの物語の続きにおいても、「この人たちならきっと大丈夫だな」って思える。 登場人物みんなに少し不思議なところがあるけど、でも人間って畢竟ひとりひとりはこんな感じで、よく見たらちょっと変って思う部分を漏れなく誰もが携えているんだろうな。それが普通なんだろうな。 素敵な作家さんに出会えて嬉しい。他の作品も読みたい。 - 2026年6月13日
- 2026年6月13日
ジョナサンと宇宙クジラロバート・Fヤング,ロバート・F.ヤング,Robert F.Young,伊藤典夫,網中いづる読み終わったタイトルに惹かれて購入した。新装版のほう。「宇宙クジラ」はあまりに魅力的な言葉の組み合わせ。 登場人物、情けない男ばっかりだった気がする。 それと同時に、印象に残るセリフの多い作品だった。 ジャングル・ドクターがお気に入り。 「ここでは医師が病人のもとに行くのではなく、病人が医師のところに行ねばならないのだ」という主人公の気づきが新鮮に感じられて、確かによく考えたらそれって不思議だなぁと思った。 「いかなる海の洞に」の「もし何か心配しなければならないことがあるんだったら、ぼくが心配してあげるよ」という言葉に、文章を追う目の動きが思わず止まった。自分の心配ごとを、誰かにも同じ質と量で心配してもらえたら、どんなにか安心するかしらん。たとえ心配ごとが解決しなくても。 彼は精一杯彼女を大切にしたと思う。
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