

こもる
@lost
なんでも読みます。
と言いつつテーマに偏りがあります。
- 2026年10月9日
- 2026年10月9日
- 2026年10月8日
- 2026年10月8日
- 2026年10月4日
- 2026年10月4日
- 2026年9月27日
華ざかりの三重奏坂井希久子読み終わったもうね、「こうなりたい」しかない。 オタク気質だから余計に感情移入した。 最後の新幹線で帰る時に話が盛り上がるところ、身に覚えがあるし自分までわくわくした。 ところで、『喪の旅』は色んな境遇の方について記述されていたから、色んな職業や生き方を短い文章ながらもたくさん知ることができた。 悲しみとの向き合い方を考えると同時に、人生にはあらゆる生き方があることを知って、ハッとさせられた。 色んな生き方があるな〜って、もちろんいくつか小説読んでいれば思う。でも前述の気づきがあってから読んだために、「色んな生き方がある」の解像度やリアリティがすごく高くなった。 今の生活、自分にとって無理があるなら思い切って手放してもいいのかもしれない。 いや〜、こうなりたいなぁ。 - 2026年9月27日
喪の旅 愛しい人に出会い直す河合真美江読み終わった人生のパートナー見送った著者の体験が綴られた章を読んでいる間は大体泣いてた。 病気が発覚してから、最期の瞬間まで、こんなにも相手を思い遣って過ごすことができる、こういうことが愛情なんだろうな。 色んな方の体験を読むことができる貴重な本。 自分と出会わなければ、大切な人はもっと長生きしていたに違いない、という思いを複数の方が書かれていた。後悔や悲しみがたくさん溢れていた。 自分にもしものことがあったとき、誰かに悲しんでもらえるかなって考えることがある。 自分のことしか大切にできない、我ながら悲しい人間だな。そんなこと考える暇があったら、大切な人を大切にできるこの贅沢な時間を、もっともっと充実させたほうがいい。 かといって、常に永遠のお別れを意識して過ごすのはあまりにも悲しすぎる。いつかもう会えなくなるための準備をしているみたい。そうじゃなくて、今をより幸福な時間にしたい。 どうしたらいいんだろう。 大切な人を大切にすることとはどういうことか、よく考える必要がある。自分にとっては『月夜の梟の森』と併せて、何度でも読み返すべき本だと思う。 自分はすぐにこういう反省を忘れて、自分を一番可哀想な存在にしたがるから。 - 2026年9月26日
何もかも憂鬱な夜に中村文則読み終わった死刑制度系のやつ、つい手に取ってしまうこの頃。 命とは……みたいなことを考えがちだからかもしれない。 印象的だったことをパラパラとメモする。 真下のノートに書かれた「そういう人」に、自分もなりたい。 執行直前に暴れた死刑囚を、刑務官たちが必死に取り押さえて、縛って、首に縄をかける。 こんな思いをして死刑を執行している。辛いけれども、公務だから全うする。しかし死刑と無期懲役との間には判然としない境界があるばかりで、そのことが腑に落ちない。悲しむ遺族がいれば死刑で、マスコミが騒げば死刑で、そうでない事件は無期懲役なのか? 取り押さえた刑務官は、死刑判決の「曖昧さ」に煩悶する。こんなにも苦しい仕事なのに、人の命が失われるのか、そうでないかの判断基準が、不確かすぎて。 - 2026年9月26日
死体は語りだすフィリップ・ボクソ,神田順子読み終わった読みやすくて面白かった! 現場の様子はかなりグロテスクで思わず一旦目と本を閉じることもあったけど──グロいの苦手だから──著者のおかしみのある筆致のおかげで読むことができた。 どんな分野にも専門家がいて(傘とか)、その知識と経験の素晴らしいこと、人間の抱き得る憎悪の凄まじいこと、自らこの世を去ることを決めた人間の行動力が想像を絶すること、いろんなことに驚きっぱなしだった。 訳者あとがきがまた、著者の人となりについて気づきをもたらしてくれて、素晴らしかった。 - 2026年9月23日
- 2026年9月5日
晴れでも雨でも昆虫学者小松貴読み終わったファーブルの昆虫記、昔々に読んで面白かったな〜という印象がずっとあって、それに近いものかしらと手に取ってみた。 著者の虫に対する熱量は、読んでいる自分が感化されるほどだった。思わず道端の虫に目を凝らすなどしてしまった。(ハチみたいな柄なのにハチじゃない虫を見かけて、嬉しくなった。カミキリムシだったのかな。) 虫、最近ムリになってきたのに、ゴミムシを探してみたくなる自分がいる。井戸もこぎたい。 著者の想いと、それを伝える筆力に完全にやられた。こんなに虫のことばっかり考えているのに、文章も読みやすくて面白いってすごい。 対象こそ違えど、何かに熱中する様というのは自分のモチベーションを高めてくれる。 - 2026年8月30日
- 2026年8月23日
- 2026年8月22日
- 2026年8月2日
- 2026年8月1日
護られなかった者たちへ中山七里読み終わった読んだ……つらい……。 宝島社文庫の表紙のイラストだけで涙が出てくる。 素晴らしい表紙だ……。 これがフィクションで良かったという気持ちが、一部は現実に起こりうるんだという事実にぶち当たって敗れる。 けいさんが残した言葉も、言葉を残す光景も、全部が悲しい。 - 2026年7月28日
- 2026年7月26日
悪童物語ルウドウィヒ・トオマ,実吉捷郎読み終わった10年近く前に購入して、本棚の奥に入れておいたのを発掘した。 この、悪戯をしては周囲の人の悲しませ、その様子を見て「もう二度とやらない」と決心するのにまた悪戯をする感じ、とても既視感があるけど思い出せない。 トム・ソーヤーかもしれないけど、それを読んだのもずっと昔だからわからない。 というわけで『トム・ソーヤーの冒険』を近いうちに読み直したいな。 せっかくルウドウィヒが信心深い心持ちになっていたのに、周囲の大人の発言がそんな気持ちを吹き飛ばしてしまう、という話があった。 少年は、大人の話をよく聞いているし、よく理解している。そこに含まれる悪意もちゃんと分かっている。迂闊な発言をして、少年が良くなろうとしている気持ちを台無しにしてはいけないな。彼らが心の成長途中にいることを、意識しておかないといけない。 - 2026年7月26日
ライオンのおやつ小川糸読み終わった劇的に何かが悲しいとかつらいとか、同情的な心持ちになるわけではないのに、終始なんでか涙が出てしまうお話だった。目が腫れぼったい。 多分、ずっと優しさとか慈しみとかで満ちた物語だったからだと思う。あと、自分の涙腺が犬のもたらしてくれる愛情に滅法弱いからかな……。 瀬戸内の景色や風が、とても心地よかった。いつかほんとうに訪れてみたい。 お粥をこしらえて、音楽を聴きながらゆっくりと過ごしたい。自分は自分のために、自分の時間を使ってもいいということを覚えておきたい。
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