ひろ子はん "日輪の賦" 2026年6月13日

日輪の賦
日輪の賦
澤田瞳子
小学生の時に「大宝律令なれはじめ(701)」と覚えただけでスルーして、高校生の日本史で倭から日本へ・大王から天皇へと知ってへぇと思った、その時間を緻密に濃く劇的に、かつ史実に上手く絡めて描かれてて読み応えあった。 特に第五章以降は(入浴中にのみ読むので)毎晩湯あたりしそうなくらい引き込まれた。 『恋ふらむ鳥は』の壬申の乱で近江に攻め入られた時と同じく、撰令所の火事からの弓削の叛乱のくだりは読むのを途中で止められん程引き込まれた。 個人的には、学生時代この1首に十数枚のレポートを書いた安貴王の「秋立ちて…」(萬葉集/巻八1555)が登場して嬉しかった(o^^o) 私が調べまくって冗長に十数枚かけて書いたより、作中の十数行の方が素晴らしさが伝わるってどないやねんw とも思ったけど^^; さすがプロ^_−☆ 讃良も忍裳も「女子が女子として生きられぬ」ミッションに挑んだのは、今のご時世的には「自分らしさを押し殺して」ってことかと。 仕事には大なり小なりそう言うことは付きものとはいえ、女帝の背負うモノの大きさやら生き様やらを小説で読みたいと思ったのが、小説で元正天皇まで辿る極私的プロジェクトのそもそもの動機なんやった。 男も女もないんやろけど、やっぱり色々言われるのは今も変わらず、そんな中さららちゃんはやっぱり偉いψ(`∇´)ψ 今回でこの極私的課題6作目クリアψ(`∇´)ψ
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