阿部義彦 "ピース・オブ・ケーキとトゥワ..." 2026年6月14日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年6月14日
ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ
やっと読了。かれこれ一週間近くかかりました、普通の小説なら一日でも楽勝なのに、これは例外、何よりも係り結びの係りのセンテンスが異常に長く、( )やーの多用(でもこれは、会話文の「」を使いたくないのも理由の一つです)そして、時制の目まぐるしい変化と語りの水準の入れ替わり、一つの断章が終わる度に、一息つかないととても頭が追いていきません。エンタメとは語法が根本的に違います。言ってみれば精巧に組み立てられた、記憶のお城。積極的には勧めにくいが、読み慣れれば、病みつきになるのですが。まあ読者を選びます。私は毒々エッセイと最近の作品とあと、猫のトラーものを少し読んだだけですが、これを読んで「岸辺のない海」を読まざるをなくなりました。この文庫のオマケとして著者のロングインタビューが有り、そこで言及されてたのを読んでですね。初期の作品は講談社文芸文庫から出ていてこれが、美恵子さんの場合、薄いのに高額(2000円超え‼️)なのですが、古本屋マニアでも有るので何とか手に入れたいですね。嗚呼ラビリンス。
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