まこ "ボタニストの殺人 下 ワシン..." 2026年6月14日

まこ
まこ
@maco_san
2026年6月14日
ボタニストの殺人 下 ワシントン・ポー (ハヤカワ・ミステリ文庫)
あわわ……犯人が捕まったのに残り10%でまだなんかあるんか?と戦々恐々としたが、まさかそこを落とし所にするとは〜フレディは復讐のやり方を教えてくれるね!さて、それはそうとして本作のポーの行動には「人を愛する」という行為の、純粋さとスタイリッシュさがめちゃくちゃ凝縮されてて、エステルは男を観る目があるなあと思う。 拘置面会中に普段はしないハグとか、普段は恥ずかしいけどエステルを安心させるために手を握ったりとか、まず彼女を無実の投獄された人間ではなく、「唯一の肉親を殺された女性」として扱っているのが、凄い! ともすればエステルさえも重く意識していないことを重視して、無実を信じているからこそ事件から「父親が亡くなった」というファクターのみを取り出して寄り添おうとする切り分け力、凄すぎるぜ、ポー。 あとそれとは対照的に、拘置されるという「自由を制限される」状態から開放された時に必要な「彼女らしさ」を取り戻そうとするやり方、服を揃える…が不器用でかわいいね…。ティリーのエステルのイメージってどうなってんねん。最終的には500ポンドで買いまくった新品服より、ポーの(彼)シャツがお好みなんだって!わはは。 面白かった!
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