ひととせ "推し、燃ゆ" 2026年6月14日

ひととせ
ひととせ
@_hitotose
2026年6月14日
推し、燃ゆ
推し、燃ゆ
宇佐見りん
読んだ。 主人公は好きではないし、その家族も私はあまり好きではない感じだった。 他者に対してあれほど熱中できるのはすごいと思ったけど、生きることの全てを他者基準にする感覚はわからないと思った。彼女は他者とのズレによって感じる居場所のなさを、推しを推すことで埋めてもらっていたのだと思う 彼女にとって共通の推しを推すコミュニティが、ある種の美的共同体として、居場所となっていたんじゃないかなあと思った。 主人公自身、他者を猛烈に解釈するわりには、身近な人間の痛みに驚くほど無頓着ですごいリアルだった 肩書き、恋人、普通規範、フォロワー数とかに自分の存在を預けて、それが揺らいだ瞬間に生活が崩壊してしまう人って、現代社会に溢れかえっているし、テーマが推し活だからわかりにくいだけで結構身近な話みたい。
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