
すずき
@Rbell_2360
2026年6月15日

こちらあみ子 (ちくま文庫)
今村夏子
読み終わった
小学生の日常を描いて、それから恐怖が生まれるとどうして思えるだろうか。
今村夏子の小説はそういうふうにできている。できているのだから仕方がないと、そう一辺倒には納得できないようなおぞましさを抱えている。
最後、あるシーン、圧倒された。感情が揺さぶられてどうしようもなくなって、そのまま置いておく必要があるような、そんな揺さぶられ方。友達とみんなで買った思い出のガムの包み紙を、間違えてズボンのポケットに入れたまま洗濯してしまった時のような、そんな感情。

