
だちょ子
@datyoco
2026年6月16日
ダクダデイラ
餅屋蛾
買った
読み終わった
借りてきた
モキュメンタリーとしてクオリティが高すぎると思った。
そもそも、モキュメンタリーとは一人称視点で進むものかと思ったら、この主人公であり作者の自我はほとんど無く、淡々と収集したネットの記事などを時系列もバラバラに載せているだけという印象を受ける。
が、端々に見られる日本神話との親和性、イザナミのいる黄泉の国、蛾(スクナビコナ)と大国主、国譲り……おそらく壮大な大テーマはあることが匂わされているものの、難しい。詳しい知識をもっと入れてから改めて読みたいと思った。この作者自身(記事を集めている人物)は一体何者なのか。なんの役割を持つのか。どちらの陣営の者なのか。
ただしそのテーマを理解しようとしなくても、何か大きな怪異が存在する、乗っ取りを企てている、そこまでは分かる。そして一つ一つの短編が面白いので、軽く読んで楽しむこともできる秀逸さ。
