
ひゃらりこ
@hyararico
2026年6月17日
ボタニカ
朝井まかて
読み終わった
5月某日読了
牧野富太郎に強い関心を持っていたわけでは無いが、かなり前に元町の1003の旧店舗で高知県立牧野植物園が出している「牧野富太郎の本」という薄い冊子をたまたま見つけて表紙の牧野博士の写真に惹かれて買った。精緻な絵に驚き、神戸とのつながりがあったことも初めて知った。
40年以上前に牧野植物園に立ち寄った時のことはほとんど記憶がない。ただ草がぼうぼうと生えていて「ここほんまに植物園?」と思ったのだけは覚えていた。
そんなわけでうっすら興味のあった牧野博士が朝ドラになるというので、「らんまん」を見て、神木万太郎の世界を半年間楽しんだ。
今回やっと「ボタニカ」を読み始めると、最初は神木万太郎がチラチラして、朝井さんの描く富太郎になかなか集中できなかった。が、読み進むうちに万太郎がファンタジーの世界の人としてだんだん遠ざかっていき、富太郎の生き様を小説で読む楽しさに浸っていけた。特に神戸の池永との確執は面白く読んだ。会下山の研究所跡に何度か足を運んだこともあったので。
当たり前だけど、ドラマの面白さと小説の面白さは別物でそのどちらも面白いのはなかなか無いことかもしれない。




