羽毛
@feather
2026年6月18日

なっちゃんとお面の子
コナツ・マキコ,
寺田マユミ
読み終わった
前半は絵本のような(漫画のような)感じで読み進められる絵童話『なっちゃんとお面の子』。ふとした拍子に不思議な世界への冒険へと旅立つなっちゃんとお面の子、日本を舞台にした幻想譚(ファンタジー)という趣きで最後はクスッと微笑んでしまいます。
後半が著者(文のコナツマキコさん)と祖母のちょっと不思議な暮らしを描いたエッセイ『祖母とわたしとあちらの世界』。
どちらのお話も全体的にゆるくつながっていて、読み終えたあとには、私が幼い頃に感じていたことや、懐かしい思い出が次々と浮かび上がってきました。
かわいらしい寺田マユミさんの絵がお話にぴったりあっていてぐいぐいと吸い込まれていきます。
総ルビですべての漢字にふりがなが振られているので、ちいさなお子さんから大人の方。日本語を学びはじめた外国の方まで幅広く読める本だと思います。
テーマソング『ときめく方に』の歌詞と楽譜も掲載されていました。公式サイトやサブスクの配信で曲が聴けるようになっていて、ちいさな本にたくさんの驚きが詰まっている素敵な一冊でした。