ことね
@reads666
2026年6月19日
“文学少女“と飢え渇く幽霊
竹岡美穂,
野村美月
かつて読んだ
登場人物たちの激しい感情のぶつかり合いに最後まで翻弄されました。決してハッピーエンドではないのに、読後には不思議と穏やかな余韻が残るラストが印象的です。
作中で取り上げられる『嵐が丘』については、遠子先輩の言葉に深く共感しました。登場人物たちは自己中心的で、感情をむき出しにして傷つけ合うような人ばかり。それなのに、読み進めるうちに欠点だらけの登場人物たちを嫌いになれないのが不思議です。
『嵐が丘』が大好きだという、野村美月さんの作品への愛もひしひしと伝わってくる一冊でした。







