サンタマン "" 2026年6月20日

サンタマン
@santaman
2026年6月20日
妾
堀江珠喜
暗夜行路を読んで、妾について気になったので読んでみた。 江戸・明治時代において「妾」になるのは、社会的地位と金銭を得られる一種の立身出世で、立派な男に妾がいるのは当たり前みたいな価値観のもとで社会的役割を確立していた。 妾になるのは主に芸者で、血筋がよくて社会的地位の高い妻より身分が下なのは明らかであったので、妻妾が争うこともなく、同じ屋根の下で暮らすことも珍しく無かったらしい。 だから暗夜行路でも主人公は祖父の妾と仲良く暮らせていたし、少し年上の身近なお姉さんだと感じたから主人公は好意を持ち、結婚を申し込んだ。けれどそれを彼女が断ったのは、祖父の妾としての役割を全うするためだったように思えた。 そして彼女が家を出て芸者の世界に戻ることに主人公がモヤモヤしてたのも、好きだったお姉さんがそっちの世界へ離れてしまうならそう感じるのも当たり前かと思った。 暗夜行路はラブコメ…?
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