いぬい "1793" 2026年6月20日

いぬい
いぬい
@inuiru
2026年6月20日
1793
1793
ニクラス・ナット・オ・ダーグ,
ヘレンハルメ美穂
「1793」と「殺戮の天使」を同時摂取したら「ひとはみんな不完全だし世界は失敗の繰り返し」みたいに思うんだけど…… 暴力や支配は人間が設計できるのに、愛やら信頼やら救済やら、人間にとって「だいじなもの」と思われるものはいつも制御の外にある。「だいじなものは目に見えない」とはよく言ったもので、それらはもしかしたら「頭のなかにしかない」。 私はよく「怒りは恐怖から生まれる」ことについて考える。過度の正義は、「確実な安心」への過度な欲求と言うか、「この世から恐怖を消し去りたい」という思いの発露なような気がする。社会全体が怯えている感じ。恐怖の種を潰すために怒り、罰し、追放する。でもこの世に確実なことはない以上、恐怖は消えない。 愛や救済は制御の外にあるとしても、「安心」はある程度、設計できるんじゃないかと私は思う。恐怖の種を潰すことだけじゃなくて、ある程度の「不確実」を引き受ける勇気を持つこと、不安を分かちあってもらうこと、それから他人を不必要にこわがらせないこと。 不完全な人間として、不完全な世界でどう生きて死ぬか。うーん難しいね。
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