
octo
@mothmanoir
2026年6月21日
鈴木大拙
碧海寿広
読み終わった
鈴木大拙自身の言葉がしばしば引かれ、参考文献の出典もキチンと明記されている。新書にしては質実剛健な造り。それでも文章自体はすごくリーダブルで文句のつけようがない。
一読して、大拙の生涯を辿りながらもその思想の変遷を追体験できた。彼が世界に禅の精神を広めようとした過程なども詳しく書かれていて勉強になる。
個人的にはエックハルトとの思想的共鳴が気になるので次は『神秘主義 キリスト教と仏教』を読んでききたい。本書ではあまり紙幅が割かれていなかった西田幾多郎との交流も気になるところ。