Eri "おもいでをなくした おばあち..." 2026年6月17日

Eri
@reads_eri
2026年6月17日
おもいでをなくした おばあちゃん
おもいでをなくした おばあちゃん
ジャーク・ドレーセン(Jaak Dreesen)
認知症となり、施設で暮らしているおばあちゃんとその家族の物語。 私は父方も母方もがん家系なのだが、夫の家系は長生きで認知症になる人が多いように感じるので、決してひとごとではないのだ。 認知症になりたくてなる人なんていないけれど、家族のだれかがそうなってしまった時、認知症の人をケアする家族側がどう生きていくか。実を言うと認知症の人に対して暴言を吐く人を目の当たりにしたことがあるので(暴言を吐いても認知症の人の行動が変わるわけではないし、認知症を患う本人や周囲を不快にさせるだけなのに)、ケアする側の心構えは難しくも大切なのだと思う。 物語の最後、「『わたしに子どもができて、ママが、わたしの名前もわからないほど年をとったらね 』『ママの前で その子にあの歌をうたわせるからね』」という場面が印象的。子どもの愛が母を救うのだ。母は子どもから愛をもらい、生きていけるのだろう。 挿絵も物語にぴったりです。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved