
い。
@hon_i_read
2026年6月22日

神話作用
ロラン・バルト
読み終わった
前半はエッセイ風の短文が羅列されていて、これは後半を読めば分かるのだけれど、神話作用の実例として書かれている
この部分だけ読むと、レスリングやら映画やら、そういったものの表層にある出来事を読み替えて真の意味を語っているようにみえるけれど、後半の「今日における神話」を読むと、我々は出来事を第二次的に意味づけをして、それを自然な現実であるかのように見てしまい、その二重構造の意味作用が「神話」である、ということが分かってくる
そしてその神話的見方は幻想なので、できるだけ見えるままに物事を見た方がいいと言いつつも、それでも神話的見方をしてはいけないものでもないと言う
つまり神話という意味作用を理解せよ、ということなのだと思う
僕たちは様々な出来事を分析し真の意味を探してしまうことがある
それは、良い作用と悪い作用、両方あるので意味作用の多重性を意識して物事を捉えなければいけないのかもしれない、という気がしました

