
夏しい子
@natusiiko
2025年3月25日

第三の嘘
アゴタ・クリストフ,
堀茂樹
読み終わった
『ふたりの証拠』のエピローグがあまりにも「えー!」だったのですぐにこちらを読み始めた。
でも納得いく落ち着き展開に行きつかず
何を信じたらいいのやらと、読むのが止められなかった。
途中で何となく、そういう事かという納得できることが分かってきて、けれど悲しい、悲しい物語だった
大人たちの勝手な恋愛が子どもたちの人生を狂わせた。
被害者であるはずの母ですら、その後の言動の酷さには腹が立つ。
それであってもこの三部作は傑作だと思う。
